うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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千映
扇風機 回りし時に 自然風すーっと流れ 昼寝目が覚め
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美津村
狂い咲くコスモス数輪土手の下梅雨に増したる川水迫る
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詠み人知らず
瞬間に熔解すべき肉体を シャキンとさせる ガリガリ君が
15
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むくり
あぢきなき 古き教への 底流に慎まし燃ゆる 命のリズム
5
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光源氏
あまもよに蛙の声を聞きながら小澤征爾の真似事をする
11
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そらたろう
冷房の二十四度は凍えるが冬の暖房ならば汗ばみ
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林林
親燕鳴くひなたちに餌運ぶ歩道橋裏巣に翼風
13
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林林
おお満月！畑の肥やしが馴染む頃下弦の月、秋野菜の蒔き時
14
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たみお
幸せを 連れておいでよ ブルームーン 僕の隣は 空けてあるから
12
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呉竹の憂き節
山の端の身はかけて世にすまれじをふたたびみつる秋の夜の月
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亜貴
洗濯機と向き合いながら ベランダで悩む私に 月はやさしい
15
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へし切
七月の夜はあやなし独り身の月影さやかふたたびに満つ
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むくり
哀しくも わが望まれし 仮面もて舞はむとすれば 来たる躍動
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小林竜太
砂浜を噛むように犬は疾走す犬には犬の激情がある
5
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乙
海の中瓦礫の他に何もなし 雨は降らずに風が吹くのみ
4
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コーヤ
ひまわりの魅惑の黄花きらめいて天に伸びゆき微笑み返し
17
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むくり
冷め果つる のべの草かげ かなむぐら凝っと見つめば 振るへあるらし
5
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深谷真雪
猛暑にて地上の熱を奪ふやう月光冷たく降る今宵なり
7
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深谷真雪
暑さしばしゆるむ宵には月光と夜風とを浴びけふも涼まん
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浅草大将
ふり捨てて名残はつゆの草まくら夕立つあめに宿もなき道
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