うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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コーヤ
もみじ葉は秋の夕陽に照らされて恋に燃えゆく心映して
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コーヤ
幼き日栗のイガ割り収穫で袋はちきれん秋の道野辺
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林林
秋の野に友とオナモミ投げ合ひしあの日の幻 空に溶けゆく
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本能寺
ベランダに朝日とツグミ舞いおりて もう起きてる？と首をかしげて
17
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野々花
もろもろの落ち葉に隠れ鳴く虫の声を頼りにそろりと歩く・・・・
12
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恣翁
秋風の 三角江に立ちしより 鱗雲高く 日に日に流る
18
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矢車菊
くちびるに秋風ふれる 月からの接吻だけがともだちでした
7
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矢車菊
いくつもの季節と同じようにまたきみもわたしを過ぎ去ってゆく
6
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コーヤ
赤色に輝き見せたもみじ葉は憂いを込めて舞い散りゆきて
9
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コーヤ
もみじ葉は真っ赤なお手てふりながら別れ惜しみて舞をして散る
9
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林林
柿熟す 今生きるものに幸あれと 日に輝きて 鳥つどい来る
11
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林林
三日月に今宵揺られて眠りたしその曲線に身をもたせかけ
17
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環
秋の陽はきめやかに差し楠の影に隠れてゆく人の影
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環
華やかな色に染まるといふこともなくて桜の葉が落ちてゆく
3
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環
夏の音に耳をすませば蝉ばかり鳴く声に蝉の声が加はる
1
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環
なめらかな幹には蟻が昇り降り百日紅の花が咲きほこるころ
6
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睦月くらげ
扇子持つ芸妓のような老木の枝先反りて湖面に届く
6
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西村 由佳里
水面で遊ぶ光に会いたくて銀杏ひらひら河を目指すよ
7
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都忘れ
風はこぶ キンモクセイに われ想う過ぎし寂しさ 巡る幸せ
6
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野々花
小春日の空の蒼さを抱き込んだつくばいに落ちる一葉のもみじ
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