うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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清泉幸春
わたの原へだてる佐渡の島影にとばりとかかる朱の村雲
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はろーき亭 猫又
秋晴れと読んでもいいんじゃないのかな そんな気分で泳ぐ鯖雲
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清泉幸春
弥彦山尾の上の空を染め上げて日の沈みゆく秋の夕暮れ
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まつり
帰らざる春を待つ花ばかり咲く温室に降る雨の静けさ
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舞
虹色のオリハルコンのたまゆらに触れる音かすか聞こゆ朝焼け
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野々花
晩秋の欅並木はひとりでもカサリカサリと今日も賑やか
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潜鯰
手に落つは母銀杏やたらちねのかづけ物かと思ひぬるかな
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野々花
ふんわりと枯葉色したカーディガン羽織れば冬がそこまで来てる
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恣翁
寝室の窓ゆ見下ろす 枯れ残る秋桜の色 目に沁むるかな
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是瓜
好きな色 胆礬の青 天然の 大地に転ぶ 宙の瞬き
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へし切
秋ふかみ野山彩る花紅葉いまを盛りと朱に染めゆく
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みつ
東京の夜空は少し寂しくて それでも僕の故郷なんです
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コーヤ
秋風にそっと微笑む椿花眺めし人に優しさ伝え
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コーヤ
舞い散りて手に受け止めしもみじ葉が小さき手に見え懐かし覚ゆ
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朔夜
完熟の赤いトマトを水に沈め透かしたような秋の夕暮
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夕夏
せとぎわもしゅをまもらむとおかすつみみこころのまましをみつめつつ
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柏木 月
雨粒に射たれ凍えて祈る今日早く光と暖かさ我に
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詠み人知らず
筋肉は持って担いで運ぶため 見せるためなら 単なる瘤よ
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清泉幸春
山あいを流るる千曲の川見れば岩に碎けて波の立つかな
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野々花
さよならの代わりみたいに枯れ尾花朝風受けてゆらゆらゆらり・・・・
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