うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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舞
天つ風そぞろに吹きて冬晴れに散る紅の山茶花の花
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赤石仙人
陽の洩れる紅葉は早くも色褪せし夏長ければ秋の短き
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コーヤ
庭かげに白玉椿咲きほこり明日への希望胸に抱きて
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詠み人知らず
舗道まで散り重なれる山茶花に 音なく冬の雨降りやまず
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野々花
電飾に疲れた木々の梢にも生き行くための花芽が光る
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夢士
くっきりと夕焼けに浮かぶ富士の山利根を渡りて闇に溶けゆく
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呉竹の憂き節
今ぞとも野中の水に月影のむすべる見ればつもる白雪
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あふひ＊・○・＊
山裾に消え入りそうな虹捕らえ確かに在りと見比べてみる
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コーヤ
明日へとアーチ架けたる胡蝶蘭蕾密そかに初春を待つ
18
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コーヤ
冬枯れの淋しき庭も夜迎えイルミネーション光り賑やか
12
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夢士
朝陽受け走る車窓に筑波山春を待つ田や木枯しの舞ふ
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詠み人知らず
落ち着いた高気圧下に浮かぶ僕 もし無音なら 大地に溶ける
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詠み人知らず
山々は化粧もせずにぼんやりと雪の訪れ待ちくたびれて
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乙女田虎子
潛れない陸の人魚に成り下がりロブスターには壽命がないのに
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詠み人知らず
頭上には光缺片のごとくあり眼に映る時の過ぐさま
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詠み人知らず
生活の取るに足らない感想を ただ並べてる それで満足
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詠み人知らず
砂利道のケシの実ほどの小石にも西日がつくる長い影あり
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夢士
冬枯れや残り葉ひとつ花水木小枝そよぎて夕陽のなかに
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詠み人知らず
座布団に寝かされた僕は赤ん坊 窓を見ていた 暮れゆく空を
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千映
白湯すすり一首ぐらいは詠みたいと深夜の湯沸くストーブの傍
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