うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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たけくらべ
鶯のさえずり聞こふ山里に梅ぞにほひて春来たるらし
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詠み人知らず
恒例の行事のような高熱に 曇るレンズと 揺れてる景色
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ながさき
風強く 砂を巻き上げ かすむ空 筑波の峰は 薄茶に染まる
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詠み人知らず
拉致されて狭い日本に棲まわされカミツキガメはふるさとを恋う
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千映
寒風に当たれば吾の顔こころまで蘇生されます嫌いじゃないわ
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環
冬の陽よ 雲に隠れてゆくまではあたらしい命が影を持つ
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林林
この水の冷たさもあと少しかと両手に掬い顔にバシャッと
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詠み人知らず
ぐたぐたの都会で朽ちてゆくのかと 夜毎よごとに 重ねる麦酒
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けら
枝揺らし遊ぶ小鳥のその軽さ そよ吹く風に乗れるくらいの
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野々花
庭先の日溜まり奪い咲き競う 梅の匂いに解けゆく心
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たけくらべ
早春の越後路たどる道すがら雪割草の恋しかるべき
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新座の迷い人
帰り道 白梅開花 眺めては 春が来るのか 暖たかき春が
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朔夜
滿ち潮と引き潮の波たゆたへて月の肥えては削ぎ落としたる
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呉竹の憂き節
折らじとてつねに身に添ふ梅の花よそのながめもにほひしるきを
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朔夜
白銀の冬日羽織りてジャンボ機は徐徐にジョジョにと頭をさげる
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朔夜
ひだまりの空を横切るジャンボ機よこのままストンとおりてみせてよ
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コーヤ
冬枯れの 朝陽射したる 金柑の 黄色鈴生り 眩しくひかる
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たけくらべ
早蕨の茎の生毛の露も消えひかりのどけき春は玉響
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暗黒ティラノ
新宿で 目を覚ましたるアイスマン 頭上のガラスは氷河期よりも
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猫又五七
西空に 夜色を重ね 塗る度に 春が剝がれて 星も凍てつく
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