うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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河のほとり
なにとなき木々の梢とながめしを春は桜と知るがたのしさ
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恣翁
堀割の 煌めく波に散る花を 坐し数ふれば 帰るを忘る
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雪柊
散る運命 知りつつ今は咲き誇る故に美し 春桜花
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桐生賄
我が庭に ようやく咲いた ボケの花 枝いっぱいの 花は見事で
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リクシアナ
宵の雨まどろみながらやり過ごす気圧の低さ身体に憶え
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水無月
満開の桜の下に漕ぎ出せば櫓の跡描く花びらの海
7
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コーヤ
吹く風に揺れて舞いする花びらの桜吹雪の万華鏡みる
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コーヤ
佐奈川の桜のほころび満開の君に溶け込む恋を味わう
12
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falcon
なにとなくいとふ世ながら春雨のこころを染むる花のいろかは
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falcon
はるかぜの柳糸ふきとくたへまより漕ぎ出し舟は寺田屋を過ぐ
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野々花
行き過ぎてふと振り返る道の辺に紫すみれ優しく揺れる
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高松 蓮
ロッカーの コートの数で 見る季節 卯月といえども まだ冬の中
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リクシアナ
切妻の緑の屋根に風見鶏 季節がそっと行き先変えて
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西村 由佳里
小さめの鈴をリンリン振るように春風うけてゆれる菜の花
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リクシアナ
橋梁の白さを映す春の川 波紋をひとつ色は移ろい
15
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ことほ（言祝）
風に散る桜が一番美しい散りゆく為の満開だから
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桐生賄
長閑かな 山から雉が ひょっこりと 姿現し 燥ぐ吾なり
11
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夏恋
ベルギーやシチリアの猫たちがなんとおおらかに生きてることか
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桐生賄
「ただいま」と帰る実家はないけれど やっぱり好きだな 故郷の海
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詠み人知らず
高速の防音壁の向こう側 咲き誇るのは 散りやすい花
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