うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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只野ハル
五月晴れ夏日になれば食べ物の足の早さも夏のそのよう
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河のほとり
あらし吹く外山を雲のめぐり来てやがて涼しきさみだれの降る
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詠み人知らず
吐くように丸い背中で少量の 言葉を絞る そんなのがいい
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リクシアナ
しなる枝萌ゆる若葉に雪柳白き花の緒火焔の如く
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優器ルミネ
潮騒が 君のこと好き なんだって麦わら帽を 盗っちゃうぐらい
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祈り花
田の隅に青苗待ちし五月雨に打たれて清くあしたの實り
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リクシアナ
リラ便り届きし今朝の食卓に白き穂先のアスパラ上る
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夢士
赤き薔薇一輪咲きて風そよぐ皐月の空に一人愛でをり
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恣翁
菜の花も疎らな 長き物憂き日 蝶飛ぶ垣に 過ぎる人なし
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桐生賄
ダンゴムシ 枯れ葉の下で お昼寝中 巨人に驚き 「逃げろや、逃げろ」
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ながさき
大輪の ビロード色の 薔薇の花 圧倒的な 存在誇示し
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コーヤ
爽やかな朝の空気を切り裂いて緑のなかをペダル漕ぎ行く
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コーヤ
青空に光あふれてツツジ笑む漂う香りに心ほぐれて
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リクシアナ
新緑を窓に流して特急の光るボディで街を飛び出す
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リクシアナ
ビル風に揺れる木立のカフェテラス カップに溢れる街の喧騒
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絮谷新
曇天の覆う砂浜伝ひ啼く磯鷸ぽつり場末の入り江
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恣翁
焼け残る入り日の雲に 海と空の間なむ 唯混沌とせる
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アキラ
暑き日をただ草を拔く一日にすればさほどは後悔はせず
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優器ルミネ
手拍子に合わせて花が舞い踊るこのひと時を忘れぬように
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コーヤ
青き実も甘き香りに頬染めて梅の実熟れて五月雨のころ
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