うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
|
|
-
詠み人知らず
吾ながら 豪快すぎて 笑ったぜ 家の廊下に 水撒き掃除
14
もっと見る
-
灰色猫
海底へ沈む国家を憂いつつ傘をたたんで雨にうたれる
19
もっと見る
-
中野美雄
撫子の薄紅の花咲きにけり愛でて植ゑにしきみはゐなくに
14
もっと見る
-
中野美雄
吾妹子はいづこに在す 道なくば朝影に乘りて歸り來まさね
12
もっと見る
-
中野美雄
きみは今も旗を掲げて国会前我が傍らをあゆみつつあり
9
もっと見る
-
中野美雄
荒磯の海見つつ行け彼のきみのい立たせりけむ切岸のうへ
8
もっと見る
-
関山里桜
名も知らぬ後輩の死を聞きし夕わざと列車に忘れし雨傘
6
もっと見る
-
紫草
袂には百合の花粉がついてきて永久の別れの現を悟る
20
もっと見る
-
中野美雄
きみと暮らせし赤きドアーのアパートは あの赤きドアーきみと暮らせし
8
もっと見る
-
ななかまど
お袋の生きたあかしがつづられる三十一文字の手あかのノート
16
もっと見る
-
まあさ
たくさんは ないけど語れば いつだって 笑顔になれる 義父の思い出
27
もっと見る
-
中野美雄
きみとゆきし秩父の谷を桐の花覆ひて殉教の村のありけり
15
もっと見る
-
川島さかな
種イモを集めて生やし南側乾かないよに水かけとくわ
6
もっと見る
-
赤石仙人
かくとだに難しきものとは思はざり始めそめにしダイエットこそ
7
もっと見る
-
へし切
君なくて如何に況むや生きゆくに身を知る雨にただ泣き濡れて
7
もっと見る
-
紫草
寒かろう蜥蜴のしっぽは寒かろう炎天の地にぽつねんと死す
23
もっと見る
-
tasuku
点滴の針を差し込む痛み耐えこれも生きてる証と思う
18
もっと見る
-
中野美雄
きみと草敷く あしもとのせせらぎのうへ 蜻蛉はねをふるはせてをり
12
もっと見る
-
中野美雄
欅黄葉の舞ふ岩の上に身籠れるきみは笑まひゐき あのひとときを
10
もっと見る
-
中野美雄
しののめふたり 棲處にむかふでんしやは 朝日かがやく大河をわたり
5
もっと見る
