うたの一覧 (カテゴリー：挽歌 並び替え：新着順)
|
|
-
詠み人知らず
その波の傷の深さを知らぬまま命の脆さを傍観していた
10
もっと見る
-
灰色猫
静寂に打ち捨てられて怯えてる目も合わせない猫と似てるね
23
もっと見る
-
詠み人知らず
もういちど会えない人はいつも春桜と若葉の思い出を負う
7
もっと見る
-
お菓子
一年と五ヶ月前にもういないねこが夢でも逝ってしまった
9
もっと見る
-
夕凪
ずっとずっと眠りたいの。いつの日か、あの朝溶けと消えゆくように。
8
もっと見る
-
詠み人知らず
吾と今すれ違いゆく彼女たち 春の日君よいてほしかった
20
もっと見る
-
野々花
逝きし母見送るように開花する母が愛したアルペンブルー
25
もっと見る
-
真横
彼の冬の雨の礫を知らぬ日は彼方となりて花の香ぞ降る
6
もっと見る
-
詠み人知らず
孤独なる魂おもう再びに「二十歳の原点」読みて涙す
20
もっと見る
-
Chico
凭れなば支へてくれし淋しさをきみに遺しき 魂ちはふまで
29
もっと見る
-
柏木 月
吉野から遠くに眺む二上の頂に我が想ひを寄せて
7
もっと見る
-
真横
春雨に冷える香りに思い出す冬に別れた大切な人
7
もっと見る
-
詠み人知らず
熱帯夜、快楽の海水飲み干して、浮いて沈んで永遠に知ろうか
5
もっと見る
-
利己翔
こんなにもつらい思いで生きてきた手からこぼれる金魚の心臓
6
もっと見る
-
利己翔
落ちる間に人は後悔するらしいわたしがやめた種類の情報
6
もっと見る
-
灰色猫
指間から零れてしまう海のよう僕らは時を零してしまう
17
もっと見る
-
灰色猫
終戦の怒りの連鎖を切るための愛の言葉は確実にある
18
もっと見る
-
夕凪
眠る為 不安一粒 呑み込んで漂う意識 嗚呼まだ死にたい
5
もっと見る
-
夕凪
望まぬが 今日も今日とて 生かされて 刃は私を 突き刺していく
11
もっと見る
-
詠み人知らず
濡れツグミ 呑んでも晴れないこんな日は ずぶりと沼に沈んで眠る
14
もっと見る
