うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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夢士
菜園の収穫済みて秋の風プランター寄せ窓開け放つ
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キュン太郎
自分しか できないことをするために 僕らは生まれて来たんだろう
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このえ
あさつゆの瞬ける間にかをれるを秋来らんと人の問ふかな
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なかしぃ卿
曼殊沙華元はひとつの株なれどクローンが数多咲き誇るらむ
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藍子
秋空は今日も泣いてる九月雨喜んでるは新しい傘
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Chico
洞窟に我らを遺し草原を渡るしつぽの群れかろやかに
19
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藍子
湖に遊ぶ白鳥その雅指で囲んでそっと切り取る
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炭酸水
待ち切れずおおいぬの四肢雲を蹴る秋雨の夜の束の間の晴れ
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夢士
秋あかね追ひて野の原駆け巡りひっつきむしの勲章付けて
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猫の尾
せせらぎに 紅葉羽落ちて 秋茜 雲無月も 夜の香澄む
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藍子
花時計真っ赤なサルビア盛り過ぎ秋が来たよと季節教える
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矢車菊
天と地がしづかに離れゆくやうな秋晴れの朝ひかりうまるる
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藍子
赤トンボ茜の空に同化して家路を急げと語るが如く
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リクシアナ
裾長きインディゴ羽織る早朝の霧の雫を髪に含みつ
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矢車菊
てのひらを重ねるやうなたしかさで深まる秋をきみと歩まむ
16
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コーヤ
染めてゆく森の息づき燃え盛り極致の美を魅せて輝く
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詠み人知らず
金木犀丸く刈られて愛されて四方に香りを行き渡らせる
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詠み人知らず
公園の奥の隅より秋気配草木にもあるか隠し持つ愁い
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林林
秋の野の繁れる草に飛び入りてただ転がりて戯れたきに
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矢車菊
しあわせな記憶の化身 いま空にかかればやがて消えてゆく虹
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