うたの一覧
(カテゴリー:挽歌 並び替え:新着順)
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灰色猫
忘られぬ死という別れ侘びしくて届かぬ想い文に認め
13
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灰色猫
語らない死者へと語る問いかけるそれが寂しくそれが愛しい
25
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藍子
お母さんお袋の味をありがとう今では娘が引き継いでます
2
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中野美雄
現ならぬきみにはあれど幻の 影あでやかに夏の花園
8
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中野美雄
直の會ひはかなはずあれば朝鳥の聲に歌へや聞きて偲ばむ
9
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中野美雄
ただよへる微塵のものにきみはかへり再びの合ひ有りや なきを悲しむ
6
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中野美雄
ゑひてねむり繁茂藻のさやぎ何時も何時も愛しき聲にや目覺めまほしや
6
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詠み人知らず
残るとも臆病者はあるがまま 晒せもせずにただ辛かるべし
14
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中野美雄
月皓々 群蛙ども響動めけばこころの闇に浮かぶ姿よ
5
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中野美雄
青嵐吹くひるさがりわが手より写しんのきみが舞ひあがりたり
7
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灰色猫
一度だけ亡くした人に会えるという奇跡のような階段がある
14
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中野美雄
きみの逝きし不可思議世界おくれゐて 不可思議なれば只に悲しむ
7
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浅草大将
久方のあめの湊にかへりせばうらみに跡をなみの浮舟
9
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中野美雄
荒磯の上に生ふる百合かも咲きみだるともに見まほしききみはゐなくに
10
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藍子
靖国の辞世の歌に涙する次は知覧に行ってみようか
27
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中野美雄
眠れるきみを 離れ外に出で しののめの欅茂りに涙あふれき
8
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中野美雄
薄紅の汝の羽包める撫でしこの花の震ふを見れど飽かぬかも
7
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詠み人知らず
傲慢で 手前勝手に生きし叔父 終は淋しく鬼籍に入りけり
11
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灰色猫
踏切に献花されゆく花束の数の分だけ世界は寂しい
19
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あゆか
母さんがうちのバランス取っていた以後永遠にウチは氷河期
13
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