うたの一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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ななかまど
予報士の声さわがしく梅雨に入る妻の二度聞きゆうつなる頃
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び わ
耳栓を家内必要準備する吾は難聴妻は良すぎて
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あかつき
陶器市土鍋手に取るリーマンの眼差しの先にある温かさ
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び わ
梅雨入りの一歩手前で竹の子を取りに家内と車走らせ
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詠み人知らず
私には 家族はいない ゴミだった 今はそばにいる 彼氏が支えだ
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び わ
物干しの家事手伝いを試みる家内の仕事少しは減るか
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び わ
息子等の店の経営気にかかる時短操業苦労重ねて
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詠み人知らず
愛情も 哀れみもいらず 生きてるだけ 重ねて辛さの 重きを知る
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び わ
遊び人夫婦で今日もドライブに交通事故を起こさぬように
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名鈴
旨味みな 米に吸はせし 鯛飯は 炊きたて論なし 茶漬けさらなり
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て
父親はスマートフォンを知らぬまま 我は戦争を知らぬまま往く
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可不可
月の雫あつめた様なレスボスの島の地酒は母ごのみ
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詠み人知らず
自信はない 生きていくのも 疲れたよ 親にとったら もう死んでる予定
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滝川昌之
主婦たちの簡素な昼餉 絶えぬ家事 巣篭りで見た新たな感謝
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詠み人知らず
他人だから 仕方ないのか 殴りなじられ 布を縫うように 逃げてきたんだ
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ガビー
食卓に上りし豚の丸焼きに 往時の妻がのけぞりし旅
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び わ
家内言う責任果たし幸せね楽隠居など吾は望まず
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詠み人知らず
両親に ずっとしいたげられ 生きてきた 書きはできない 彼を含めた文句
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名鈴
ふるさとの 常懐かしき 母の味 残りの齡に あと幾度かは
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び わ
雑草が勢い増して畑仕事家内と二人まだまだ負けぬ
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