うたの一覧 (カテゴリー：学校 並び替え：新着順)
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花撫
ブレザーの肩いっぱいに虚無背負って俯き歩く君を見ている
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みつまめ
パス、パスと声を響かせ子等は皆紺のラインのジャージ着るらむ
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あなもと
なんとなくあの人嫌い その理由が同族嫌悪で無ければ良いが
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みつまめ
下手な詩と合格祈願をぶら下げた鞄を持って南極へ行く
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いちにのパッパ
体育館ぶたい見入れば百人の児ら輝きて泣けてくるかな
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詠み人知らず
夏遠しプールの水を抜いたあと底の浅さが目についている
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コロ助
外国語どこからやればいいのやら 今度こそはと初心にかえり
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お茶漬け太郎
ケンケンでいつかどこかにつけたらなリノリウムのうえ跳ねる上履き
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六日野あやめ
「もう一度」未だに私が願うのはあなたと読める楽しい舞台
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駒蝉
「おはよう」と気だるげな言葉の奥から 吹き出す風のくすんだ黄色
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のら
溶かし込むことなんてできなかったの繋げない星（手と手と手と手、）
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六日野あやめ
パソコンに向かうあの子の丸い背にいつかの誰かが見えた気がして
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六日野あやめ
火山灰、澄んだ青空、白い息 切り裂く発声今は一人で
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カサイ
「またあした」交わす言葉のはかなさに気づかぬふりでそつと手を振る
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佐倉さぐ
擬態することを知らない少女らは 頬杖ついて世を俯瞰する
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五穀米
冬と言う名を持ちおみな優等の成績のまま進学をせず
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カサイ
アイドルを見ながらいつも思い出す セーラー服の揺れるプリーツ
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詠み人知らず
蛇行する光の道とか二限目を抱いて わたしは海へ出掛けた
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ヤブ
教育は受けたけれども勉強をする理由などどこにも無かつた
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佐竹扇
テストへの重圧すらもかき消した睡魔に負けた朝の言ひ訳
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