うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
詠み人知らず
コンクリの隙間に根づく雑草の 名前をひとつ 言えるだろうか
25
もっと見る
-
ながさき
中天に 夕月浮かぶ 皐月宵 うぐひすは啼く モズも負けじと
30
もっと見る
-
ガイトさん
今日の空僕らをどんな色で見る僕らが見たい色で見ている
9
もっと見る
-
詠み人知らず
虹の夢 風に追われて 迷い道 七彩と散り 空に溶け行く
8
もっと見る
-
へし切
山里に五月来ぬとてほととぎす汝が鳴く声に揺るる藤波
33
もっと見る
-
灰色猫
月光に愛され生きる百合のごと真白なりしはアルビノの肌
18
もっと見る
-
石川順一
充電が尽きる悲哀を味わえば空には少し雨雲があり
15
もっと見る
-
朔夜
家中の窓という窓開け放ちウィルスなんか追っ払ってやる
10
もっと見る
-
石川順一
つばくらめ初めて見たと思う時カラスは音無く駐車場に居る
14
もっと見る
-
石川順一
上を飛ぶ蜂が気に成り声を出す不安の語彙が空気震わす
12
もっと見る
-
千映
庭の椅子体休ませ花林檎ねぎらいの舞いはらはらと
15
もっと見る
-
小林道憲
今年また蛙の声を聞きえたり 水満る田に映る灯火
16
もっと見る
-
千映
鈴蘭の今朝見つけたり花蕾「きたきたきた」とこころで三度
17
もっと見る
-
まあさ
窓の外に 溢れるみどりの 妖精が こちらにおいでと 手招きをする
22
もっと見る
-
キュン太郎
テスト中 まっさらになった空白は 答えが見えない僕の未来
6
もっと見る
-
び わ
鈴らんがきちんと並びこうべ垂れ白き衣（ころも）着朝陽を拝む
9
もっと見る
-
灰色猫
ごく薄い皮膚を海から拒まれてひとつになれない哀しみを舞う
18
もっと見る
-
灰色猫
玉ねぎを刻むときでる涙がねごめんごめんと叫んでいるの
15
もっと見る
-
葱りんと
春の夜に ヒヤシンスの香 誘われて たたんでいた羽 広げて舞うかな
14
もっと見る
-
石川順一
紫陽花はまだまだ咲かず芝桜咲き誇りたるプランター内
16
もっと見る
