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 詠み人知らず
				
		紅薔薇も墜つるや椿の如く落つ 今コンコルドいかが聞えむ
		5
				
					詠み人知らず
				
		紅薔薇も墜つるや椿の如く落つ 今コンコルドいかが聞えむ
		5
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	 KEN
				
		噛む柴のかをりのほどに淡き月峰に落ちれば闇に雉鳴く
		16
				
					KEN
				
		噛む柴のかをりのほどに淡き月峰に落ちれば闇に雉鳴く
		16
		 
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	 詠み人知らず
				
		人差に中指からめ繰り返す影絵の如き吾も在りし日
		5
				
					詠み人知らず
				
		人差に中指からめ繰り返す影絵の如き吾も在りし日
		5
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	 烏滑稽
				
		凍餒の 片敷く閨に ゆきふりて 袖の雫も しみこほりたる
		6
				
					烏滑稽
				
		凍餒の 片敷く閨に ゆきふりて 袖の雫も しみこほりたる
		6
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	 KEN
				
		斑鳩の姫の傳へし機の音も時代に消え行き桑畑は荒れ
		9
				
					KEN
				
		斑鳩の姫の傳へし機の音も時代に消え行き桑畑は荒れ
		9
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	 詠み人知らず
				
		チャーミングな女をいつしかダーティーなヘソ毛に変えたあの人の罪
		2
				
					詠み人知らず
				
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		2
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	 詠み人知らず
				
		コトンとふ音聞きてのち焦りにき 切手貼らずて投函してけり
		9
				
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		コトンとふ音聞きてのち焦りにき 切手貼らずて投函してけり
		9
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	 詠み人知らず
				
		重き実ふたつ墜として嵐すぎ 花の都の肥やしとや化る
		6
				
					詠み人知らず
				
		重き実ふたつ墜として嵐すぎ 花の都の肥やしとや化る
		6
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	 滝川昌之
				
		子育てに礼はいらぬとあの女性はいつも強がる母親でした
		22
				
					滝川昌之
				
		子育てに礼はいらぬとあの女性はいつも強がる母親でした
		22
		 
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	 ななかまど
				
		送られしカーネーションに恥じらいて写りし母に今年の赤を
		8
				
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		8
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	 君丸
				
		たのしくと 生きねばならぬ その焦り 何か探して また壊し行く
		5
				
					君丸
				
		たのしくと 生きねばならぬ その焦り 何か探して また壊し行く
		5
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	 赤石仙人
				
		ダイエット三日坊主で齒がみせし新たに始むトレーニングジム
		2
				
					赤石仙人
				
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	 KEN
				
		はつ夏を傳へる風の文色に不忘の根雪我が身を悟り
		5
				
					KEN
				
		はつ夏を傳へる風の文色に不忘の根雪我が身を悟り
		5
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	 詠み人知らず
				
		いつだって一緒にいるよ 胸の中 きみを夢見たあの頃のまま
		9
				
					詠み人知らず
				
		いつだって一緒にいるよ 胸の中 きみを夢見たあの頃のまま
		9
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	 山崎ふゆ彦
				
		私小説家はのどつまらせてつと逝きぬ縁者巻き込む業を晒して
		3
				
					山崎ふゆ彦
				
		私小説家はのどつまらせてつと逝きぬ縁者巻き込む業を晒して
		3
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	 ななかまど
				
		池の端に母たたずみて餌あたう彼の日のように小さき蛙
		5
				
					ななかまど
				
		池の端に母たたずみて餌あたう彼の日のように小さき蛙
		5
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	 ななかまど
				
		母親の苦労すこしも思ふなく千の日々なる千首を詠ふ
		13
				
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		13
		 
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	 詠み人知らず
				
		通ふ人波たえて「閑静な住宅街」は人類絶滅
		5
				
					詠み人知らず
				
		通ふ人波たえて「閑静な住宅街」は人類絶滅
		5
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	 つちだゆういち
				
		去りし人面影探す愚に非ず君を想うた心求めり
		8
				
					つちだゆういち
				
		去りし人面影探す愚に非ず君を想うた心求めり
		8
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	 詠み人知らず
				
		手に掛かる清水血潮の色も消し巌隔ててたつ常をとめ
		4
				
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		手に掛かる清水血潮の色も消し巌隔ててたつ常をとめ
		4
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