うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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赤石仙人
太陽（ひ）の沈む彼方を見れば伊吹山登れば見える琵琶の大湖（おほふみ）
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赤石仙人
水張りて苗植ゑ揃ふ田の畦にやがて群れ咲く彼岸花想（み）ゆ
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野々花
水無月の風の行方を見守れば私の瞳が緑に染まる・・・
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灰色猫
子供らの奉納したる囃子聞きつつ登る故郷の社
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灰色猫
祈るごと鎌を合わせて餌を食む蟷螂どもに我が罪を見る
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灰色猫
木造の筏に寝転び満天の星がゆらゆら太平洋どまんなか
20
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君丸
山歩き 頂の森 霧の中 ああこれが雲 乗れぬ綿がし
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藍子
胡蝶蘭視界の中に入り込む世話の出来ない花は素通り
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片井俊二
梅雨入りをニュースで知った翌朝はあちらこちらにガクアジサイが
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コタロー
大いなる大地に群れる椋鳥は何を啄む夕燒けの果て
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コタロー
美しき池の水面に捲れてる蓮の大葉が大きな風に
3
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コタロー
夕暮の池の水面が優しくて走る人逹見てる紫陽花
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コーヤ
花群れる くちなしの香に 包まれて 山の彼方の 富士仰ぎみゆ
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コーヤ
草の間に 白の点、点 広がるは 十字に咲ける どくだみの花
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コタロー
廣々と芝生の上の雀逹夕暮時を飽きずに遊ぶ
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kingface
暑き日に緑溢るる杜入りて深き息せば気に溶けむらし
10
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kingface
むらさきのあやめ芳し夏の日は雨のまにまに鮮やぐらむや
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野々花
数十のてんとう虫を拐い来て庭に放てどすぐ逃げられる
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あゆか
午前二時怨霊祓うカエルたち隣で祟るわけにはいかぬ
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ケンタロウ
ゆったりと カタツムリ行く 葉の裏に 早足ばかりの 我を笑いし
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