うたの一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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逢桜カイン
喧嘩して怒鳴る喉元結ぶ口その柔らかさを思い出してる
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逢桜カイン
食卓と閨を共にし星月夜朝を迎えて桜満開
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坂田透
マスカラをつけていないと気がついて 顔をそむける二十二の朝
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たけくらべ
吹きすさぶ野分の夜の独り寝に愛しき人の夢を見しかも
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さえね
香焚けばおごりの夏ぞよみがえる京都北山美しかりき
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さえね
はつなつの京都で買った香を焚く あのとき横にいたのは君か
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ももンが
泣き臥してわたしは焦がれた腕の中残り香の朝、四十九日目
4
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古川晴
手料理に箸もつけずにマヨネーズ 淋しい君にエビマヨ作るよ
4
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みなま
激しさのあとの冷ややかのちの晴れ籠のツバメをベランダに出す
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利己翔
人形をうまく犯すと夜が更けてぼくは勃たない男をやめる
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詠み人知らず
この想い恋じゃないね 会わない日 続いても我寂しくないし
4
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恣翁
月夜にも 水に花咲く花街の 日陰に寒く 秋雨の降る
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沙久
捨てないで 胸にしまった 恋の歌「見せてほしいな」と 風がくすぐる
11
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夢士
降りかかる雨音激しガラス戸の向かふに揺れる待ち人の影
15
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へし切
吾亦紅 花穂染めつつ野に咲けば 人も恋しと風にささやく
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灰色猫
よく冷えたスイカをふたり分けて食む過ぎゆく夏の恋惜しみつつ
19
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灰色猫
水玉の傘と眠ればいつだって貴方とすごした雨のゆりかご
18
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みなま
差し伸べるひとさしゆびに移りくるかそけきとりの黒きあしゆび
18
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古川晴
雑踏から拾っているのではなくてあなたの声だけ入ってくるのだ
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このえ
目を伏せつほほゑみたりしきみの手のわが手のうへに重なりあひたり
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