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 KEN
				
		益荒男がまなこ閉ぢ見たふるさとの社の木末今もそのまま
		14
				
					KEN
				
		益荒男がまなこ閉ぢ見たふるさとの社の木末今もそのまま
		14
		 
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	 藍子
				
		線香の香り漂う家の中小さき背中見せる我が父
		30
				
					藍子
				
		線香の香り漂う家の中小さき背中見せる我が父
		30
		 
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	 KEN
				
		身を捨てて焔となりし若人の歌讀み返す幾度幾度も
		22
				
					KEN
				
		身を捨てて焔となりし若人の歌讀み返す幾度幾度も
		22
		 
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	 コタロー
				
		生まれたる場所と時間に救はれた運と命は切り離せない
		8
				
					コタロー
				
		生まれたる場所と時間に救はれた運と命は切り離せない
		8
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	 コタロー
				
		戰爭に逝つた兵士の魂が三十一文字に詠い繼がれる
		8
				
					コタロー
				
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		8
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	 吉野 鮎
				
		暮れなづみそぞろ歩きの參道に萬燈ゆれて逝きしらの影
		22
				
					吉野 鮎
				
		暮れなづみそぞろ歩きの參道に萬燈ゆれて逝きしらの影
		22
		 
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	 詠み人知らず
				
		ひとしずく雨じゃないでしょ雲間からあなたの涙こぼれたのよね
		8
				
					詠み人知らず
				
		ひとしずく雨じゃないでしょ雲間からあなたの涙こぼれたのよね
		8
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	 つちだゆういち
				
		懊悩は全て小さく儚きか神羅万象消えゆく故に
		11
				
					つちだゆういち
				
		懊悩は全て小さく儚きか神羅万象消えゆく故に
		11
		 
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	 松本直哉
				
		御巣鷹忌墜ちし時刻にみるそらのあかねにそまるかなしみのいろ
		12
				
					松本直哉
				
		御巣鷹忌墜ちし時刻にみるそらのあかねにそまるかなしみのいろ
		12
		 
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	 詠み人知らず
				
		白檀と百合の香りに包まれて 君偲びたる輪に憩はなも
		21
				
					詠み人知らず
				
		白檀と百合の香りに包まれて 君偲びたる輪に憩はなも
		21
		 
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	 天鳥
				
		そよと吹くどこの季節が連れてきた朱い体が風に遊ばれ
		5
				
					天鳥
				
		そよと吹くどこの季節が連れてきた朱い体が風に遊ばれ
		5
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	 しずく☆・.…。
				
		「アルプス」に続き「はるな」も堕ちにけり 数多の命を救うたヘリが
		14
				
					しずく☆・.…。
				
		「アルプス」に続き「はるな」も堕ちにけり 数多の命を救うたヘリが
		14
		 
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	 詠み人知らず
				
		ホープというある意味ポイズン蝕まれ気にも止めずに地獄を歩む
		2
				
					詠み人知らず
				
		ホープというある意味ポイズン蝕まれ気にも止めずに地獄を歩む
		2
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	 恣翁
				
		手向けたる樒に 夜雨の名残りにや やがて 墓標を濡れ尽くしなむ
		23
				
					恣翁
				
		手向けたる樒に 夜雨の名残りにや やがて 墓標を濡れ尽くしなむ
		23
		 
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	 吉野 鮎
				
		キミが音の響きはたれる界隈に抗ふ誘惑 「 傘ぬ下 」にて
		16
				
					吉野 鮎
				
		キミが音の響きはたれる界隈に抗ふ誘惑 「 傘ぬ下 」にて
		16
		 
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	 赤石仙人
				
		久々の各驛停車の飯田線板敷川の水清らかに
		8
				
					赤石仙人
				
		久々の各驛停車の飯田線板敷川の水清らかに
		8
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	 恣翁
				
		線香の 微かに匂へる仏壇に 新たに祀る 白木の位牌
		26
				
					恣翁
				
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		26
		 
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	 詠み人知らず
				
		苛立って黙することで秘してきた壮絶さはかり知れるよじいちゃん
		12
				
					詠み人知らず
				
		苛立って黙することで秘してきた壮絶さはかり知れるよじいちゃん
		12
		 
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	 恣翁
				
		散りて後 漣に 身を委せたる蓮の花弁 一片二片
		23
				
					恣翁
				
		散りて後 漣に 身を委せたる蓮の花弁 一片二片
		23
		 
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	 藤久崇
				
		世の塵を 浴びずて清く 逝きしかと せめて年無き 文に祈らん
		21
				
					藤久崇
				
		世の塵を 浴びずて清く 逝きしかと せめて年無き 文に祈らん
		21
		 
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