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 KEN
				
		簪と思へば哀れをみなへし戒名持たぬ苔塚の前
		22
				
					KEN
				
		簪と思へば哀れをみなへし戒名持たぬ苔塚の前
		22
		 
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	 Chico
				
		蝉時雨 滿ち充ちて尚 伽藍堂 鳴けや ひぐらし 身の赦すまで
		29
				
					Chico
				
		蝉時雨 滿ち充ちて尚 伽藍堂 鳴けや ひぐらし 身の赦すまで
		29
		 
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	 可不可
				
		草の海に潜って狙ひ合ふ猟兵 ふたりに一人は草の肥やし
		7
				
					可不可
				
		草の海に潜って狙ひ合ふ猟兵 ふたりに一人は草の肥やし
		7
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	 可不可
				
		絶品の鍋ふるふ音つたへ聞く 味は夢見るしかない晩夏
		8
				
					可不可
				
		絶品の鍋ふるふ音つたへ聞く 味は夢見るしかない晩夏
		8
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	 キイロイぴよ
				
		風吹いて季節外れのさくら散る花は散れども木は末永く
		4
				
					キイロイぴよ
				
		風吹いて季節外れのさくら散る花は散れども木は末永く
		4
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	 千百
				
		死に際に 西瓜を求めて 逝った祖母 悪阻に果肉を 啜り思い出す
		8
				
					千百
				
		死に際に 西瓜を求めて 逝った祖母 悪阻に果肉を 啜り思い出す
		8
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	 内藤芽亞
				
		嗚呼の「嗚」にカラスを見つけた時からカラスが悲しく見えてしまう
		7
				
					内藤芽亞
				
		嗚呼の「嗚」にカラスを見つけた時からカラスが悲しく見えてしまう
		7
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	 滝川昌之
				
		事故現場つげない酒を手向ければ友と見立てる徒雲(あだぐも)が逝く
		17
				
					滝川昌之
				
		事故現場つげない酒を手向ければ友と見立てる徒雲(あだぐも)が逝く
		17
		 
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	 つちだゆういち
				
		人間が生きていることそれ自体 莫迦莫迦しくて莫迦莫迦しくて
		8
				
					つちだゆういち
				
		人間が生きていることそれ自体 莫迦莫迦しくて莫迦莫迦しくて
		8
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	 灰色猫
				
		目が覚めて病連れ添ふまた一日時は移ろふ心移ろふ
		25
				
					灰色猫
				
		目が覚めて病連れ添ふまた一日時は移ろふ心移ろふ
		25
		 
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	 キイロイぴよ
				
		ばあちゃんの畑は魔法の畑だと言ってた祖母も鬼籍久しく
		4
				
					キイロイぴよ
				
		ばあちゃんの畑は魔法の畑だと言ってた祖母も鬼籍久しく
		4
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	 詠み人知らず
				
		夢に見し未来はとうに過ぎ行きて果てを行く人この春見ずに 
		7
				
					詠み人知らず
				
		夢に見し未来はとうに過ぎ行きて果てを行く人この春見ずに 
		7
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	 可不可
				
		マルセイユ沖から飛び去るFー5B 小さな王子の小さな星へ
		8
				
					可不可
				
		マルセイユ沖から飛び去るFー5B 小さな王子の小さな星へ
		8
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	 松本直哉
				
		法師蟬きれぎれになくひるさがり墜死の友にあふゆめをみし
		3
				
					松本直哉
				
		法師蟬きれぎれになくひるさがり墜死の友にあふゆめをみし
		3
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	 しずく☆・.…。
				
		墓前には 水と供えし 雪解けの 川の畔の 勿忘草を
		23
				
					しずく☆・.…。
				
		墓前には 水と供えし 雪解けの 川の畔の 勿忘草を
		23
		 
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	 しずく☆・.…。
				
		萬灯に 優しく揺れる 影法師 傍に居た日を 唯懐かしむ
		27
				
					しずく☆・.…。
				
		萬灯に 優しく揺れる 影法師 傍に居た日を 唯懐かしむ
		27
		 
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	 恣翁
				
		半通夜の風の 肌に染みたれば 薄衣の袖 掻き合はせけり
		20
				
					恣翁
				
		半通夜の風の 肌に染みたれば 薄衣の袖 掻き合はせけり
		20
		 
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	 聴雨
				
		夕さりの小径に果てし蜻蛉の亡き骸に染むいりあひの鐘
		14
				
					聴雨
				
		夕さりの小径に果てし蜻蛉の亡き骸に染むいりあひの鐘
		14
		 
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	 只野ハル
				
		アレサ・フランクリンのMy Way聞けばほろ酔いの身体が揺れている 
		11
				
					只野ハル
				
		アレサ・フランクリンのMy Way聞けばほろ酔いの身体が揺れている 
		11
		 
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	 恣翁
				
		新盆に 蓮の散りて 水になほ 浮きつ漂ふ花弁一片
		21
				
					恣翁
				
		新盆に 蓮の散りて 水になほ 浮きつ漂ふ花弁一片
		21
		 
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