うたの一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
|
|
-
半格斎
ななかまど街路に紅き実をつけて 先んじて秋を我がものとする
24
もっと見る
-
ラベンダー
場所辿る 甘く漂う 香の先の 行き着くものは 橙小花
25
もっと見る
-
詠み人知らず
黒檀に金箔ふき散らしては蘇れ一夜まぼろし
6
もっと見る
-
詠み人知らず
書いて消し書いて消し蛍火は一筆のこすレゾンデートル
5
もっと見る
-
詠み人知らず
縄張とり合ふ事ないか知ら源氏蛍と平家蛍と
4
もっと見る
-
詠み人知らず
季節はづれ灯かげに透ける双葉めいて蜉蝣そっと摘まず見まもる
6
もっと見る
-
詠み人知らず
耳すますここそこあっち秋虫の遠い近い探る短か日
8
もっと見る
-
大野 冨士子
秋深く皇居の堀のランナーの リア充ぶりに 何かが軋む
35
もっと見る
-
詠み人知らず
ひらひらとバケツの中を泳いでる 枝豆の腹 そっと捕まえ
8
もっと見る
-
詠み人知らず
正面に朝日がのぼる我が走る同じ方向に地球も回る
4
もっと見る
-
秋日好
垂れ下がる藤鞘和毛たくわえて何故か砂漠の駱駝の手触り
13
もっと見る
-
元親兄貴
役目終え 土にかえるは 曼珠沙華 半年後にまた 大輪咲かす
5
もっと見る
-
大上
窓越して注ぐ朝日は曉の薄ら寒さにゆると染み入る
11
もっと見る
-
半格斎
雨上がり鴉の声も枯れ枯れに 寒さ増すなり初秋のころ
24
もっと見る
-
び わ
秋の月枯れ染む木々に薄明かり地の底をはう虫たちのこえ
9
もっと見る
-
灰色猫
誰からも愛でられずとも懸命に自分の色を花は生きおり
24
もっと見る
-
恣翁
凝然と 目を瞑りたれば 天の川 流れの音さへ聞こえけるらむ
16
もっと見る
-
石川順一
藤の木は夏も咲きます秋も咲き藤の実が出来繁茂して居る
16
もっと見る
-
夢士
秋風やバトンを渡す四季の花送り迎える虫たち数多
15
もっと見る
-
滝川昌之
オレンジの星屑をまくその花は きっと儚い夜の忘れ香
25
もっと見る
