|  | 
 詠み人知らず
				
		あのひとと彼女とわたしの正しさが重なることなく裁きが下る
		7
				
					詠み人知らず
				
		あのひとと彼女とわたしの正しさが重なることなく裁きが下る
		7
		 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 詠み人知らず
				
		ノイズなく貴方の声が滑らかに空気を伝う別れの朝に
		7
				
					詠み人知らず
				
		ノイズなく貴方の声が滑らかに空気を伝う別れの朝に
		7
		 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 詠み人知らず
				
		様々なすったもんだもさらさらと紆余曲折の静かな響き
		4
				
					詠み人知らず
				
		様々なすったもんだもさらさらと紆余曲折の静かな響き
		4
		 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 KEN
				
		ふぢばかまこの柄に散り心染めともに逝くかな刃拔く時
		13
				
					KEN
				
		ふぢばかまこの柄に散り心染めともに逝くかな刃拔く時
		13
		 
 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 詠み人知らず
				
		好きになる程に欲張り両の手の隙間溢れて星になる愛
		5
				
					詠み人知らず
				
		好きになる程に欲張り両の手の隙間溢れて星になる愛
		5
		 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 詠み人知らず
				
		過ぎてから視える心の裏表歩いて来た道振り返るとき
		13
				
					詠み人知らず
				
		過ぎてから視える心の裏表歩いて来た道振り返るとき
		13
		 
 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 詠み人知らず
				
		柔肌に傷も付けずに去ったひと下唇(かしん)に残るヘルペスの跡
		5
				
					詠み人知らず
				
		柔肌に傷も付けずに去ったひと下唇(かしん)に残るヘルペスの跡
		5
		 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 詠み人知らず
				
		報われぬ事がほとんど直球の恋も仕事も当たって砕け
		6
				
					詠み人知らず
				
		報われぬ事がほとんど直球の恋も仕事も当たって砕け
		6
		 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 詠み人知らず
				
		語尾に付く「のに」は不満の意味はなく吐き出していた愛の海とか
		6
				
					詠み人知らず
				
		語尾に付く「のに」は不満の意味はなく吐き出していた愛の海とか
		6
		 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 詠み人知らず
				
		突き放し消え去っていくプライドとしがみついては離れぬそれと
		6
				
					詠み人知らず
				
		突き放し消え去っていくプライドとしがみついては離れぬそれと
		6
		 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 詠み人知らず
				
		土砂降りの雨がいっそ清々しい始まりがある愛の果てには
		8
				
					詠み人知らず
				
		土砂降りの雨がいっそ清々しい始まりがある愛の果てには
		8
		 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 KEN
				
		殘り火に手をあてる如野の菊に心をかざす雨の坂道
		17
				
					KEN
				
		殘り火に手をあてる如野の菊に心をかざす雨の坂道
		17
		 
 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 恣翁
				
		枯れ枯れに 秋蝉鳴き止み 降り増さる雁の涙に 女郎花濡る
		24
				
					恣翁
				
		枯れ枯れに 秋蝉鳴き止み 降り増さる雁の涙に 女郎花濡る
		24
		 
 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 恣翁
				
		冷え冷えと しゃがめる雪駄の表にさへ 沁みぬるまでに降る小糠雨
		19
				
					恣翁
				
		冷え冷えと しゃがめる雪駄の表にさへ 沁みぬるまでに降る小糠雨
		19
		 
 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 KEN
				
		ともに鳴きつがひの夏鳥發つ音に茅の穗搖れる忘れ水かな
		22
				
					KEN
				
		ともに鳴きつがひの夏鳥發つ音に茅の穗搖れる忘れ水かな
		22
		 
 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 可不可
				
		食べ歩きスマホ娘とぷつかって 私の胸はカラフルアート
		8
				
					可不可
				
		食べ歩きスマホ娘とぷつかって 私の胸はカラフルアート
		8
		 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 詠み人知らず
				
		空にも海にも浮かせてはならぬ自我もち色を避け翔ぶにも羽毛の一筋もなく
		6
				
					詠み人知らず
				
		空にも海にも浮かせてはならぬ自我もち色を避け翔ぶにも羽毛の一筋もなく
		6
		 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 滝川昌之
				
		野良でした小さな祠に住み着いて夏の終わりに消えた友猫
		25
				
					滝川昌之
				
		野良でした小さな祠に住み着いて夏の終わりに消えた友猫
		25
		 
 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 駒蝉
				
		炎の矢 空無き匣子を黒く黒く照らし 消えたくない、消えたくない、
		2
				
					駒蝉
				
		炎の矢 空無き匣子を黒く黒く照らし 消えたくない、消えたくない、
		2
		 もっと見る
		
		もっと見る
		
	 アガサ
				
		あふれ出る愛と涙を珠にして 埋めても悲し猫の棺は
		11
				
					アガサ
				
		あふれ出る愛と涙を珠にして 埋めても悲し猫の棺は
		11
		 
 もっと見る
		
		もっと見る