うたの一覧 (カテゴリー：学校 並び替え：新着順)
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亜貴
吹く風に 何故だか胸がつんとした 学生最後の春が始まる
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詠み人知らず
給食を残さず食べてしまうまで帰さぬと言ふ先生は亡く
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あかつき
朝焼けの光の中でひたすらに風切り走った十六の夏
3
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詠み人知らず
大学の前の喫茶で文学の好きな店主が語りべになり
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カサイ
あたたかなけやき並木の下通る大学の昼 戻らない春
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詠み人知らず
サクラサク 後輩の元 鮮やかに 開かれるのだ 新しいドア
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解夏
鶯よ籠の扉は開けども何處へも往けず春を待つてる
5
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己利善慮鬼
壊れゆく唇に歌乗せてゆけ響け響けよ重低音で
2
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詠み人知らず
旅立ちて行く君に幸あれ願ふ 空に降りしは雪でなく雨
3
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詠み人知らず
「じゃあまたね」 制服を着て手を振った それ思い出す バスの中から
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紹益
今日君は この学び舎を 後にする その先にある ものを求めて
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来夢
通学路 記憶のカケラ 集めても パズルは埋まらず 戻れぬあの日
8
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林林
泣き腫らした翌朝学校読み聞かせコミカルな本でみんなと笑お
8
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しらすぼし
掲示板黒服求む書きこみに季節ももいろ春色を見る
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香月春
言葉では何を言っても足りなくて答えはきっとあなたの涙
3
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佳歩
何者と尋ねらるるうち思案する 自己を流した紙が震える
2
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葱りんと
学校の上靴きついと訴える もう卒業だよ 買うと思うの？
7
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己利善慮鬼
春に立ちて空の教室眺めれば此処に確かに残る傷痕
5
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柿の種。
答案の書きたる文字もおぼろげに背には春の陽窓際に座し
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亜貴
春来る さやかに聞こえる足音は 最後の一年駆け出す合図
5
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