恣翁さん
のうた一覧
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もじもじと 「前へ倣へ」の指先に 擽らるがに 背を反らせり
平成二十九年七月十三日
20
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傾ける屋根から屋根へ 風流れ 狭間の空気 薄青く見ゆ
平成二十九年七月十一日
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胸塞ぐ 深き緑の憂鬱や 谷間に 夜を導きつべき
平成二十九年七月十日
18
三十歳過ぎてもブラブラしている...
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元軍の露営せしかば 一夜にし やっと実結ぶ黍の費えつ
平成二十九年七月九日
18
・・・・・ 去年 夏秋 旱あり...
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一頻り 驟雨の過ぎて 城跡の草に眩しく 日影落せり
平成二十九年七月九日
21
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夕立ちの過ぎて 名残りの白玉に映る月影 零れて消えぬ
平成二十九年七月九日
26
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銀漢は 冷たく冱えて 水晶の小さき炎の 群れて燃ゆめり
平成二十九年七月七日
17
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夕立ちの名残りの滴 松陰の 柔き土にぞ 沁み入りにける
平成二十九年七月三日
25
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本立ての 背中合はせに括られて 廃品置き場に寄り添ひてあり
平成二十九年六月二十九日
15
時・・・それは何て輝いてたんだ...
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新しき未来を孕み 泡立ちし刹那は やがて弾けて憩ふ
平成二十九年六月二十九日
19
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君が頬 髭剃り跡も蒼々と 意味ありげなる笑み 浮かべけり
平成二十九年六月二十七日
12
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苔濡らす霧 吸ひ上ぐる水音を 蟻の子と聴く羊歯の森かな
平成二十九年六月二十五日
20
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車窓より 数多の針の並ぶがに光りて 見ゆる初夏の海
平成二十九年六月二十五日
17
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寝言をし独り言つがに 河骨は 葉を艶めかせ 夢見たるかも
平成二十九年六月十一日
17
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ハシドイの 白き花房 石築地越えて 群がり咲く季となりぬ
平成二十九年六月十一日
20
パリの6月
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横顔は 斜め後ろゆ射せる陽の 逆光線の中に埋もれぬ
平成二十九年六月十一日
25
デヴューしたばかりの頃の、プク...
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天の川流るる空に 月懸かり 浅茅生の草 青く浮き出づ
平成二十九年六月十日
20
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樹冠より洩るる月影 幹伝ひ 地上に 清けく零れ落ちけり
平成二十九年六月八日
18
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水底ゆ 見上げし水面の裏に泳ぐ 魚のごとくに 鳥の影過ぐ
平成二十九年六月七日
20
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岸洗ふ潮の寒く 埠頭訪ふ 行楽の客 跡を絶ちけり
平成二十九年六月六日
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初冬のメルボルン港
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