大桃さん
のうた一覧
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問答に 老僧はただ 笑うだけ 参道の風 僧堂抜ける
令和八年九月十六日
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スマホ見て 口紅をひく 君を見て ささやいてみる 愛見えますか
令和八年九月十三日
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夏過ぎて 一人になって ふと気づく 夜明けの海が 悲しいことに
令和八年九月十三日
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夜に鳴く 虫の音聞かば 過ぎし日の 懐かしき人 笑みぞ浮かべる
令和八年九月十二日
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終わりでも 忘れたタバコ そのままに あなたの香り 忘れぬように
令和八年九月十一日
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見上げれば 峠路照らす 陽は高く 背の籠思い ため息をつく
令和八年九月十日
4
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山里の 風吹き抜ける あばら家に 柿の実なるも 住む人ぞなし
令和八年九月四日
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きれいだな 目をふせながら つぶやいて 冬色の君 夏色の君
令和八年八月二十九日
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ホームから 見送る君は 手を胸にあて 再会の時 母親の目で
令和八年八月二十五日
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夢語り 空見る君は 美しく さよならかなと ふと下を向く
令和八年八月十五日
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流しても 届かぬ涙 問いかけて 空の盃 風鈴は鳴る
令和八年八月十日
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雨あがり 二人で歩く 公園で 微笑む君に 鳩は集いて
令和八年八月七日
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嬉しげに 微笑む君の その心 離れはせぬか 秋風のころ
令和八年八月三日
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夏雲の 湧き立つきぞの 風なるも 今朝ふりやまぬ 冷たき雨は
令和八年七月三十日
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蜩の 鳴き声染みる 暮れかけに 君くる頃と 薄紅をひく
令和八年七月二十九日
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さよならと 振り返らずに 歩道から 二人の夏を 夢みていたよ
令和八年七月二十九日
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思っても 過ぎたる事と 目を伏せて 振り返らずに 急ぐ山路
令和八年七月二十六日
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二人して 話もせずに 海を見る 波の音だけ 最後の夏は
令和八年七月二十日
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告白に 静かな車 国道の 波間にきえた わたしの恋は
令和八年七月十七日
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書き終えて 涙で閉じる ラブレター わたしは少し 大人になった
令和八年七月十七日
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