鷹雪さん
のうた一覧
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信号がわたしを待って青になる(どこでもゆけよ どこまでもゆけ)
平成二十五年三月二十九日
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十二時の夜風が水の味なので春になったということですね
平成二十四年二月二十九日
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迷えばいい 悩めばいいよ 信じるもがむしゃらも思考停止じゃないか
平成二十三年二月二十八日
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待っているひとがいないといつだって 家についても迷子だ僕は
平成二十二年十一月二十四日
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自販機にコーヒーが落ちる音がする ビルのランプが赤く瞬く
平成二十二年十一月二十四日
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ありふれた特別だからまぎれないように名前をつけて保存を
平成二十二年十月十九日
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「あの夏」と呼べば記憶は簡単に叙情していき陳腐に光る
平成二十二年十月六日
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夏が咲き 咲いては散ってくだけの夜をあなたではない人と見ている
平成二十二年八月十五日
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薄れてく部分はひかりで埋めるから記憶はいつもまぶしく見える
平成二十二年八月八日
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靴底に残った浜辺をなでてみる つなげなかった指の代わりに
平成二十二年七月二十日
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最後までいかずに続ける愛撫とか またねを言わせないメールとか
平成二十二年七月二十日
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閉じられた改札ゲートが開くたび進んでいいよと許されている
平成二十二年六月二十日
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薄れても描けるように詠んでいます いつか忘れるあなたのことを
平成二十二年四月四日
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軽々と言えぬ名前がふさわしい「あい」ではすこし簡単すぎる
平成二十二年四月四日
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悩みだと言い切れるほどシンプルにすっきり整理されてる悩み
平成二十二年四月四日
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こんなにもしあわせだったぼくたちの恋は成功だったね バイバイ
平成二十二年三月十六日
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枕から君とおんなじシャンプーの匂いがしてて動けなかった
平成二十二年三月十六日
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「それなあに?」「・・何でもないの!」手に書いたメモを隠してあわててみせて
平成二十二年三月十六日
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白いまち このまま覚めない気がするの 都会うまれの君はつぶやく
平成二十二年二月二日
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十七の夏に弾いてた曲よりも好きだと言える歌がまだない
平成二十二年一月二十九日
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