シダさんのうた一覧 (カテゴリー：時事 並び替え：新着順)
|
|
- 帝国の加害を記す碑を毀ち被害者顔の八月が来ぬ 令和六年八月十五日 2 いづれ九月の来なば忘れむ、と。 ... もっと見る
- 本日の限りなりける嘘に見ゆ人の愚かは常にこそあれ 令和六年四月一日 6 ほんの冗談や「ネタ」のつもりの発... もっと見る
- 華やいで葬列が行く道ばたの小さき花を踏み拉きつつ 令和四年九月二十八日 5 西も東も。 もっと見る
- さざ波にやがて沈まむ蒸気船あくる日も見ずまたひと眠り 令和三年五月十一日 3 内閣参与の発言を受けて。それでも... もっと見る
- 健康な生活と少しの奢侈と文化を支ふ金のほしさよ 令和三年四月三十日 1 さまざまな業種が休業を「要請」さ... もっと見る
- 二月逃げ三月去りて花の散る四月の窓に死の吹き過ぎつ 令和三年四月三十日 1 去年の今頃は「春の宵こそメメント... もっと見る
- 太陽に因む名の子が泣いてをり正しき名もて呼ばぬがゆゑに 令和三年二月一日 2 もっと見る
- 神代にはかけて知らまじ異郷のからくれなゐに血の流るかは 令和三年一月十九日 1 「半径5メートル」に世界の情報が... もっと見る
- 目もやらで耳は塞ぎて利口ぶり人そそのかし知らぬ顔なり 令和三年一月十九日 1 絶対に説得されないことだけを強み... もっと見る
- 刹那にてけぶるる人の跡ならむ破れしつちには紅ぞ散りたる 令和三年一月十一日 3 ネットでは紛争地域の映像がほぼリ... もっと見る
- 空ろなる神輿担ぎの押し通り道理通らぬ議事堂を見き 令和三年一月十日 2 アメリカ合衆国ほど荒荒しくはあり... もっと見る
- 困難に困惑の果て困窮し困つた人と人に呼ばれつ 令和二年十二月二十二日 1 「困つてゐる人」を「困つた人」と... もっと見る
- 住むならば「きれいな街」がいいよねと「きたない人」を追ひ出してゆく 令和二年十二月八日 1 「きれいな街」から追ひ出された人... もっと見る
- 我もまた弾く側なりニュース見てただ加害者を責めるはやすし 令和二年十二月八日 0 犯罪に対しては刑罰を以てすべきで... もっと見る
- 世が人を弾ければまたその人がより弱き人を石もて打たむ 令和二年十二月八日 1 加害者も社会に馴染めぬ人だつたや... もっと見る
- 雨露をしのがむ人を押し退けて「アート」なるもの場を占拠せり 令和二年十二月八日 2 ベンチの中ほどにある「手すり」な... もっと見る
- 後方に踊る会議がをりたれば見えぬ敵影撃ちてし止まむ 令和二年十二月五日 1 実際は「踊る会議」すら開かれぬの... もっと見る
- 馴らされし民に声なし囀りはマスクに隠れ何をふたぐや 令和二年十一月二十八日 2 もっと見る
- 回線を伝ひ模倣子は感染しみだりことのは回旋ばかり 令和二年十一月二十八日 2 もっと見る
- こころなくとよあし原の泥舟はしづむ日も見ずうみにゆれをり 令和二年十一月二十六日 3 「十代悪し原」となる泥舟を次代に... もっと見る
