小林道憲さん
のうた一覧
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季はめぐり 菜の花咲く道 踏みしめば 古里の家しきりに恋し
令和六年四月五日
2
昨年6月、私の母が105歳で他界...
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遠き人の姿たちきて 歩をとめぬ 春まだ浅き 夕暮れの路
令和六年三月四日
3
昨年6月、私の母が105歳で他界...
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蕗の薹 田の畦道に 春告げる 草場にひとつ 芽の吹き出でて
令和六年二月十七日
2
昨年6月、私の母が105歳で他界...
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外は風吹き 雪降りやまぬこの夕夜 明日を案じて寝床に就きぬ
令和六年一月九日
3
昨年6月、私の母が105歳で他界...
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ありあまる時間をわれは苦しみて 空に眺むる 街の夕暮れ
令和五年九月十四日
5
6月に、私の母が105歳で他界し...
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つれづれに 古き本をひもとけば 遠き日浮かびぬ 朱く線引く
令和五年七月二十五日
6
この前、私の母が105歳で他界し...
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季は巡り やさしく風が吹いてくる 二人で歩く 桜の並木
令和五年七月四日
3
この前、私の母が105歳で他界し...
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わが胸をゆするどよめき 夏の日の海辺の波に寄せる恋しさ
平成二十七年七月二十二日
20
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忘れむと思う心の恨みなり 忘れぬよりももの思いなれ
平成二十六年九月二十四日
16
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畳なわる春の山々越えくれば 祭り近づく村々の見ゆ
平成二十六年四月二十五日
12
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寒き中 西に傾くオリオンの 流れる星を 二人見し夜
平成二十六年一月二十日
16
遠い昔のこと。少しロマンチックに...
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若者の禊終えたる紅に染まりし肌に粉雪の舞う
平成二十六年一月二日
28
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影を抱いて また立ち帰る神無月 香りも白し木犀の花
平成二十五年十月一日
11
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若き日に想いを寄せし女に似し女に出会いぬ 行きずりの駅
平成二十五年三月三十一日
15
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魂はいづくにありやと問いし君五尺の小躯の胸のふくらみ
平成二十五年三月二十五日
11
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