水島寒月さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 野良猫に春来るらし朝方は床の中よりその声を聞く 平成二十二年四月二十七日 5 もっと見る
- 蜘蛛打ちてもげ散らばれる脚を見つ紛う方なき罪人であり 平成二十二年四月二十六日 10 もっと見る
- めちゃめちゃに窓叩き割るあかときの夢に目覚めてネクタイを締む 平成二十二年四月二十六日 5 もっと見る
- 泥水の奔れるごとき我が思い持ち兼ねて呑む煙草の辛さ 平成二十二年四月二十六日 2 もっと見る
- 群肝にじんと沁みゆく酒なれば許してやろう彼奴がことも 平成二十二年四月二十六日 5 もっと見る
- 手のひらにふたつ転がすトンボ玉小さく重きその冷たさよ 平成二十二年四月二十五日 2 もっと見る
- 汝れの名を口に上せばうら淋しまろき林檎の持ち重り哉 平成二十二年四月二十五日 4 もっと見る
- 咲き盛る桜の下を君と歩く我が人生は磐石である 平成二十二年四月二十五日 3 もっと見る
- これよりは誰れの指し図も受けませんひとに知らせず我が決心は 平成二十二年四月二十五日 2 もっと見る
- 装備ごと尻を落として兵はいま爪を切らんと軍足を脱ぐ 平成二十二年四月二十四日 4 もっと見る
- からたちの口ずさみつつ針のとげ触るればまろき実のひとつあり 平成二十二年四月二十四日 9 もっと見る
- 梅もよし桜もよけれさりながらうすもも色に咲く辛夷かな 平成二十二年四月二十四日 3 もっと見る
- 散るものと思いつつ見る花なれば我れに哀しきことしの桜 平成二十二年四月二十四日 5 もっと見る
- 妹の字に妻とう意味のあることを知りて歌集をふたたび開く 平成二十二年四月二十四日 5 もっと見る
- 落ち尽くせしまろき花梨の腐れるを腐れるままに秋暮れんとす 平成二十二年四月二十三日 2 もっと見る
- 我れもまた大阪なるを知りてより大阪弁にて話す人あり 平成二十二年四月二十三日 1 もっと見る
- まろきまろき春の日差しを浴び乍らひた遊びいる雀とならん 平成二十二年四月二十三日 2 もっと見る
- 本当のところを言わぬ上司との議論に倦みて自席へ戻る 平成二十二年四月二十三日 2 もっと見る
- 一瞥を投げ黒猫は立ち去りぬ我れの視線を干渉とみて 平成二十二年四月二十三日 4 もっと見る
- よどみなく読み上げられし特選歌に人柄見ゆと先生の評 平成二十二年四月二十二日 3 もっと見る
