芳立さんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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- 下味はよく染みてゐる敷栲に尾頭つきの人魚ひと舟 平成二十四年十月二十一日 4 もっと見る
- 君の荷をゆふにおくれてマフラーにするには薄い紅の手拭ひ 平成二十四年十月二十日 5 もっと見る
- 波すすき君の過去などしらつゆの億にひとつも欠けぬ条件 平成二十四年十月十四日 4 もっと見る
- 暮れてなほなごりにあかきサルビアの野にな響みそ時告ぐる鐘 平成二十四年十月八日 6 もっと見る
- けふ燃えるサルビアの野のほそ道で君を喪ふ日が来るだらう 平成二十四年十月七日 13 もっと見る
- 女房と来た茅ヶ崎のローライズガールをチャンスロスにふくめる 平成二十四年十月五日 3 もっと見る
- 話など聞くまでもない昨日までの君を今夜は殺せるはずだ 平成二十四年九月二十九日 9 もっと見る
- しろたへの袖にふく風あき分けてけふは夜長の雨もふるかな 平成二十四年九月二十三日 7 もっと見る
- 夏の日はわすれきれない凍らせたペットボトルのとける速さに 平成二十四年九月十八日 7 もっと見る
- 野に空にちれる珠ども集むともとどかぬあきの月ぞさやけき 平成二十四年九月八日 6 もっと見る
- 君とゐた跡ものこらぬ白砂とアイシテヰルでけがせない青 平成二十四年八月二十九日 7 『うたつかい』第10号（7・8月... もっと見る
- サウダージ夢がさめたらあさぢふの小野リサだつて歌へやしない 平成二十四年八月二十九日 4 『うたつかい』第10号（7・8月... もっと見る
- 甘口のマティーニよりも焼きたての胸にたつぷり塗つたカトピリ 平成二十四年八月二十九日 3 『うたつかい』第10号（7・8月... もっと見る
- 夏の夜のかがりの色もあしたにはサッシペレレのせゐにするかい 平成二十四年八月二十九日 4 『うたつかい』第10号（7・8月... もっと見る
- Ｇクレフ模様にからむイパネマの娘となつた声とまなざし 平成二十四年八月二十九日 3 『うたつかい』第10号（7・8月... もっと見る
- ひと夏の終はりの朝は白々と浮かぶ水着の跡がさめゆく 平成二十四年八月二十八日 5 『うたつかい』第10号（7・8月... もっと見る
- ひとさじの嘘を溶かしなほんたうの水は電気を通さないから 平成二十四年八月二十六日 5 もっと見る
- 褐色に焼けない部位に結ひつけた最終兵器は二きれの布 平成二十四年八月二十五日 4 もっと見る
- 着信を待ちつづければ言ひ訳が筆無精かよ夏の終はりに 平成二十四年八月二十三日 3 詠みにくい題はさらりと流すことに... もっと見る
- なぐさみて棄てよといふかそびらより戯れぶりに抱きつくひと 平成二十四年八月十日 2 もっと見る
