恣翁さんのうた一覧 (カテゴリー：子供 並び替え：新着順)
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- ませ餓鬼の手の 懐に戯れて 夜寒一入 乳嘴尖りぬ 平成二十九年二月六日 13 紗莉雛さんの歌に触発されて詠ん... もっと見る
- 仏壇に 親しまぬ吾娘の 線香を上げたる午後し 風も死にたり 平成二十八年十二月二十三日 25 もっと見る
- 欠伸して 夢見るごとく 重たげな瞼開けて 視線 吾に投ぐ 平成二十八年十一月十二日 18 もっと見る
- 闇を怖るる児よ 暮れに啼く鳥に 心だに 無碍に遊び給はな 平成二十八年十月十四日 18 もっと見る
- 秋風に 幟はためき 幼らは 終日 太鼓の音にほつきたり 平成二十八年十月九日 17 もっと見る
- 毟られし蝶の骸に 意外なる残虐性を 幼子に見る 平成二十八年三月二十五日 16 もっと見る
- あたふたと 白き食パン銜へつつ 靴を突っ掛け 吾娘の出掛けつ 平成二十七年十二月二十七日 17 もっと見る
- 「ただいま」の声に 玄関出て見れば 黒き裏見せ 吾娘の靴あり 平成二十七年十一月十八日 20 もっと見る
- 竿伸ぶる吾娘が頬にぞ ほつれ毛の 風に吹かれて懸かれるを見る 平成二十七年十月四日 22 もっと見る
- 牛を追ひ 帰る牧童 懐ゆ木の実零れぬ 吾を拝せしかば 平成二十七年九月二十三日 17 牧童 客を見て拝すれば 山果 ... もっと見る
- 誰ぞ 汽車に飛び込みつなる 願はくは 其の人 不労の吾子ならましを 平成二十七年九月十五日 13 よそのヲヂサンが 汽車に轢かれて... もっと見る
- 再会の近き思へば落ち着かで 寝惚くるごとし 夢ならなくに 平成二十七年八月三十日 17 去ること遠くして 相忘るとも ... もっと見る
- 胎内に宿れる十月に 原始からの進化の夢を 胎児見るらむ 平成二十七年八月二十五日 23 もっと見る
- 思春期の 暗く遣る瀬なき郷愁に 病む薔薇に似し君漂へり 平成二十七年七月十四日 17 もっと見る
- 少年の腕立て伏せは 地底より エネルギー汲むポンプのごとし 平成二十七年五月二十日 29 もっと見る
- 神木の桂の青葉 髪に挿し 吾子 初めての神輿担げり 平成二十七年五月六日 27 長等神社の例祭は5月5日です。... もっと見る
- 鼻水を啜り上げつつ 熱々の汁粉食む子ら 笑みて見遣れり 平成二十七年一月十三日 16 もっと見る
- 三男の帰りし後も そのままの寝具を 昨日片付けてけり 平成二十六年九月二十九日 13 23日に三男が上京、一泊して帰... もっと見る
- 入学を知らせし吾娘も 我が世界築きたんなり 少し寂しも 平成二十六年六月十二日 28 皆様の御支援に支えられて、拍手... もっと見る
- 我が子らが独立せませば 笹の露のみ求めまし 身の程知れば 平成二十六年一月八日 16 君に問ふ 樽酒の外 独坐 更に... もっと見る
