紫苑さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 逃げ水を透かして見ればそのさきに迷路のありぬご飯論法 平成三十年十二月二十七日 3 「朝ごはんを食べましたか？」 ... もっと見る
- 自殺する種子しのび寄る谷あひの地を這ふ風はたえだえに吹く 平成三十年十二月二十七日 5 種子法廃止。「自殺種」はモンサン... もっと見る
- 許さぬの筆致くろぐろいきどほるままに逝きたり金子兜太は 平成三十年十二月二十七日 8 「アベ政治を許さない」の金子兜太... もっと見る
- ゆふぐれの庭を抜ければくれなゐの刹那を生きて紅葉ひとひら 平成三十年十二月二十七日 13 今年の自選５首を選ぶ時期になりま... もっと見る
- 夢想家の歩みをおもふ核の傘ゆ出でざる国のかたすみにゐて 平成二十九年十二月二十三日 8 レノン忌に「Imagine」から... もっと見る
- ぬるびゆく缶コーヒーをそのままにひと夜を展くつづきの話 平成二十九年十二月二十三日 5 もっと見る
- 言ひつのり退路をなくすしろたへの仮面のうらに視るスワスティカ 平成二十九年十一月十日 6 スワスティカ＝鉤十字。 ナイル... もっと見る
- 陽ざかりをコトブキへゆく賭けごとの染みたる街にそを聞きにゆく 平成二十九年八月四日 9 先月末の橫浜市長選を前に、「橫浜... もっと見る
- 閉ぢ込めて見捨てしといふ言もあり命にまさる機密とはなにか 平成二十九年六月二十日 10 米軍が調査に協力するかは不透明。... もっと見る
- 査証なと問はぬ町なれぬばたまの真夜のコンビニ敬語の訛り 平成二十九年三月十六日 14 「ファミコン敬語」（ファミレス、... もっと見る
- 尹東柱生れてももとせすぎゆきの影しのびよるうつしよにゐて 平成二十九年三月十二日 14 尹東柱は韓国の詩人。日本留学中に... もっと見る
- 入りてのち追はれし母よそらみつやまとに生れしウティナンの眼は 平成二十九年二月三日 11 題詠２０１７が始まりました。歌題... もっと見る
- 魂の緒な取りそ取られそあらたまの春なほとほき蘇丹にゐて 平成二十九年一月二日 12 年末は慌ただしく、すべての企画を... もっと見る
- クリぼつちでいたらぼつち両岸に足をかけたるあやふさやよし 平成二十八年十二月二十八日 11 「リア充」なんて絶対無理！と思っ... もっと見る
- しめやかに声はとぎれてぬばたまの宇宙の塵の降りきたり いま 平成二十八年十二月四日 13 射手座のTwitter短歌企画「... もっと見る
- 降る雨はひかりの束にさえぎられけふみづくきの湖底まひるま 平成二十八年十月二十七日 11 『梧葉』第５１号（２０１６年秋号... もっと見る
- ふさはしき人に代へても聴けよとておよびをつたふ竹ひごの緋 平成二十八年十月七日 12 朝鮮人虐殺の記載が問題になってい... もっと見る
- 欠かれし身もとむる影の八千あまりカインのけむり地をおほひたり 平成二十八年九月二十四日 12 象牙の密輸に興味を持っています。... もっと見る
- 足ゆびに摘むひとひらのてふてふの骨をもちたる花のむらさき 平成二十八年九月十日 12 「現代短歌新聞」2016年9月号... もっと見る
- その子二十歳ゆめ多からむかぎろひの春はおぐらき路傍に絶たる 平成二十八年八月十一日 10 本歌：その子二十歳櫛にながるる黒... もっと見る
