山桃さん
のうた一覧
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水底に鯉は動かず長靴のわが立ち泳ぎ湿度九十を
平成二十二年二月二日
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在ることの謎の真中に立ちけるに愛などありてタチコマかわゆし
平成二十二年一月二十八日
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甲殻機動隊
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あたたかき空をつがいで四十雀つぴつぴ鳴いて春呼ぶ小鳥
平成二十二年一月二十七日
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寒くって下から上に震え来て背筋ぞわりと? 触らないでよ!
平成二十二年一月十七日
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寒くって歌はあきらめ一人芝居。
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寒波来る予報も重き今朝の雪見れば消ゆよな浅き夢見す
平成二十二年一月十四日
2
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今昔馬上過ぎ行く美少年草を食わずに大志を抱け
平成二十二年一月十二日
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通ぜざる思ひ叫ぶかバガボンド言霊の地へ君帰化し給へ
平成二十二年一月八日
3
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朱の色は十四の年の紅型の花鳥匂ふ袖に留めて
平成二十二年一月八日
3
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風寒み凍れる顎で口づさむ光太郎の詩 いっぱいと うゆわいた
平成二十二年一月六日
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高村光太郎さま、もうしわけありま...
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二上の山の陵淋しきに君去りしと告げ風吹きて消ゆ
平成二十二年一月五日
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ささめごと指先触ればよみがへる衣すべる音にやさしきかの手
平成二十二年一月三日
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上の句を詠みおるうちに除夜の鐘そこから先は来年にする
平成二十一年十二月三十一日
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たわぶれに歌やりければ朝ぼらけ霧立つ中に鷽の啼くなる
平成二十一年十二月二十七日
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即興和歌は語調重視でオーバーにな...
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山面に残れる黄葉斑消えの雪にしほるる心もありや
平成二十一年十二月十九日
2
昔はねえ、こんな気持もあったかな...
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目の前の人なるわが背年ふりつ降るる思ひの愛しく積もるは
平成二十一年十二月十八日
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リズムが悪く修正しました。 ブ...
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山羊は愛情を求めずひたすらに草くれる人を乞う愛の根源
平成二十一年十二月十四日
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つくよみは守り神として沢の辺に迷ひつ寝むる我を照らしけり
平成二十一年十二月十二日
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山中単独ビバークの経験あり 壮...
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繊細さ君に全くないものだからそのツルハシすてんかラージン
平成二十一年十二月十二日
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もお、河に投げ込んじゃうよ
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吾を離り汝は遠つ片辺行き この宙果つれば相見えむや
平成二十一年十二月十日
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ボイジャーとパイオニアの悲しい恋
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わが背子は何呉るるかとクリスマス樂しび思ひて下笑ましからむ
平成二十一年十二月九日
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