山桃さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 冬籠もり春を待つ娘の振り袖に梅咲きおれば東風もそぞろに 平成二十二年一月九日 1 冬籠もり→春の枕詞 東風吹かば... もっと見る
- 枯れし夢芽ぶく力はまだあるぞあっけらかんの雑木林なり 平成二十二年一月八日 2 もっと見る
- 百舌騒ぐはかなき夢のはやにえを求めてしがか吾が手伸びぬ 平成二十二年一月八日 1 もっと見る
- 倦みし葉をこそげ落として樹冠なき木の間の鳥に凜冽の朝 平成二十二年一月八日 2 もっと見る
- 疾き風に屹度伐り置く山面の重き檜なおのれ動きそ 平成二十二年一月七日 2 屹度→とっさに もっと見る
- 風荒みたぎつ瀬波の雲寄せば遠つ空音に海鳴りすかも 平成二十二年一月七日 2 雲は黒く津波のように立ち上がって... もっと見る
- 雪風の空凍らせる薄氷がはがれて落つや山のあなたは 平成二十二年一月七日 1 もっと見る
- ささあをの襲の色目の冴え返へり寒竹さやに月を待つらむ 平成二十二年一月六日 3 ささあを→雪の白と笹の緑の襲のコ... もっと見る
- たちまちに凍れる風を吾受けて夕陽の砕きし破天に対ふ 平成二十二年一月六日 4 あんまり女っぽくありませんが、コ... もっと見る
- 日だまりに枯れ葉も枝のにぎわいとヤマコウバシは意表をついてくる 平成二十二年一月五日 3 山香ばしは春まで枯れ葉を落とさな... もっと見る
- 糸竹のつかのま奏でる音に靡き二重の螺旋は細波たつかも 平成二十二年一月五日 1 糸竹→糸と竹でできている楽器、す... もっと見る
- 夕焼けの背向ひに見ゆる東空瑠璃紺染めて姉のごとくに 平成二十二年一月五日 1 もっと見る
- そらの色うつろひゆくは常なれど一天存す未来永劫 平成二十二年一月四日 5 一天は大空のことです。天皇を詠っ... もっと見る
- 枯れ枝の春乞う指に思ひ置きゆるゆるくるる天上の紅 平成二十二年一月四日 2 もっと見る
- 山里に夜の衣曳く姫御前のふわり降り立つ有り無しの風 平成二十二年一月三日 11 有り無しの風→微風 もっと見る
- 夕暮れは百舌の鳴くなり拍子木の密かの夜の幕開けの音 平成二十二年一月三日 3 もっと見る
- 初日入り雲を桜と散りばめて紅赤き約束ひとつ 平成二十二年一月二日 5 もっと見る
- 樫の実の雲ひとつあり青空に行く方惑ひ山越えかねて 平成二十二年一月二日 2 樫の実の→ひとり、ひとつにかかる... もっと見る
- 滝水も氷りて落つる正月に望月つるつるすべり雪滝 平成二十二年一月二日 1 受験生のみなさん、望月は上がりま... もっと見る
- ひとり来て木の下闇の淡雪に藪柑子の実赤き元旦 平成二十二年一月一日 6 もっと見る
