たんぽぽすずめ。さん
のうた一覧
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ほろ酔いの 乙女がもたれ掛かるなら男であれば 心が揺らぐ
平成二十一年八月十五日
8
そんな場面にいつしか出会い。
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向日葵に見とれてしまい快速の夏に乗れずに あなたへごめん
平成二十一年八月十三日
8
向日葵を一鉢あげるから。
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赤とんぼらが 染め抜いた夕焼けの先に手を振り 夏よさよなら
平成二十一年八月十二日
4
季節の変わり目をあなたの心で知る...
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君の髪 草の雫を のせていた小夜を乞いしむ 今朝の枕べ
平成二十一年八月十二日
10
昨日の夜の君に逢いたい。
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傘を開け大勢降りたバスに乗り俯き降りた バス停に君
平成二十一年八月十一日
6
思い出はいつの日も雨。
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君の手を掴む間際に街の灯が途絶えへて星の降る六甲山
平成二十一年八月十一日
8
街の灯が消えて星降る。
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桜さへセピアに褪せた写真には君が今でも白く微笑む
平成二十一年八月十日
10
捨てれない昔の写真。
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過ちで砂に捧げた紅を流す嵐を乙女らは待つ
平成二十一年八月十日
5
夏の恋は幻。
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サファイアが褪せて多色なトパーズを見せる夜明けに 貴女が居ない
平成二十一年八月十日
13
夜から朝の間に残されし我。
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間違いに気付いて止まりごめんねを言問橋で ぽろぽろ落とす
平成二十一年八月九日
10
ごめんねー。モバイル短歌ではむら...
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戦いを終えて乗り込むフィアットに富士子はいつも居ないなルパン
平成二十一年八月九日
8
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何回も 角を取られた悔しさで今宵は君をひっくり返す
平成二十一年八月九日
7
かど。です。
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初めての素振りを見せた君を抱き風に押されて秋へ踏み出す
平成二十一年八月七日
12
少し気の早い感じもしますが、うた...
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一日を終えて素顔に石鹸の薫る貴女が一番好きだ
平成二十一年八月六日
124
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言いかけの好きにざらつき溶けるので悔しさで食む かき氷かな
平成二十一年八月五日
4
喉元に残り絡まる言いかけの好きが...
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まだ好きが言えず別れた 灯さへ消すまた夢の君 悪霊となり
平成二十一年八月四日
4
今朝方も柔肌を抱きしめると悪霊に...
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沢山の夜に一人で涙した乙女に渡す 悪女の資格
平成二十一年八月三日
8
中島みゆきさんの悪女は全然、悪女...
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気の早い赤とんぼらに萌え切らぬ恋路を託し照らす夕焼け
平成二十一年八月三日
6
燻って果てた、昔の恋を赤とんぼ達...
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最初だけ蛇口の水が熱い夏みたいな恋は もうしたく無い
平成二十一年八月一日
8
一年中熱い恋が良いよね。
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紫にあけびの染むる秋となり褪せぬとねがふ恋に雨降る
平成二十一年八月一日
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