林歌さん
のうた一覧
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息こもる洞口で柏手を打つ祠めぐりてただに冷たし
令和八年六月二十六日
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綿津見の幟はためく崖下に鎮守祭りの神輿も寄りき
令和八年六月二十六日
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祀る人絶えけむ鳥居の赤きさへ虎杖茂り閉ざしゆくらむ
令和八年六月二十六日
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よし寝るぞ 今日は面白い日であった 明日また調子よからむことを
令和八年六月二十五日
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千島笹と鹿肉の味妻の手の塩梅しだい旨し!この汁
令和八年六月二十三日
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男の子らのナイフ自慢や手作りのパチンコの木はドスナラの股
令和八年六月二十三日
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植林の下草を刈るその笹をまっか棒にて条と集めり
令和八年六月二十三日
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その枝はまっかまっかに出づといふ白き花なりドスナラの花
令和八年六月二十三日
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夏至さびし焼ける日差しのこれからをなほ冬へとや巡りゆくらむ
令和八年六月二十一日
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夜勤明の帰宅老いた体で投げだしたリュックほどくは夕べとなりぬ
令和八年六月二十一日
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露をおくコップに麦茶足して注ぐ妻の白髪に吾が老い映る
令和八年六月十九日
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義父の影三重念仏帰り来てシャンパンを注ぐ三つ目のグラス
令和八年六月七日
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ハッとせり肩越し零のオオスズメ頭は二十ミリ我を捉えむ
令和八年六月五日
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湿りたる亡父の図書箱蓋とれば紙魚うねり去り銀鱗残る
令和八年六月五日
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身勝手な音頭吹きおき中座せばこれが音頭と一の者の音
令和八年五月三十一日
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きざはしに切れて伏したる仕事守主のひと仕事を果たし給うや
令和八年五月三十日
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窓枠に沸き出で流る白き雲伏せゐる吾は青空へ落つ
令和八年五月三十日
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空に落ちる は、アルルカンの曲名...
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締まりよきとんがりキャベツ鷲づかみ頭はいびつ吾がものならず
令和八年五月二十九日
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床の上にいくつも転がるわが頭全部の痛み押し寄せるなり
令和八年五月二十九日
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首すじを殴るごとくに襲い来る彼女の頭痛ブラジャーの線
令和八年五月二十九日
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