海野 冬雪さんのうた一覧 (カテゴリー：家族 並び替え：新着順)
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- ひげ、鼻毛伸びた最後の父の顔 死化粧は他人にも見え 令和六年十一月十七日 1 もっと見る
- アステカのミイラに似たり父帰る 命全てを使い果たして 令和六年十一月十七日 1 もっと見る
- 父の息朝に確かに夕に死す報せが届く明日は誰かが 令和六年十一月十六日 4 もっと見る
- 命綱はビニールチューブ吹き下ろす呼吸の父が今日を越えた 令和六年十一月十一日 0 もっと見る
- チューブ挿し食摂る手術を医師勧め 父のリハビリそのうえ続く 令和六年十一月四日 2 もっと見る
- 近江より四国へ嫁ぐと親が決め 祖母の生家は今も湖畔に 令和六年十月二十七日 1 見たことはないです 空き家にな... もっと見る
- 報せども男孫は沙汰もなし かつて私がそれだったよに 令和六年十月二十二日 2 もっと見る
- 父託し母と二人のテーブルで八万年の彗星話す 令和六年十月十九日 1 もっと見る
- 敗戦後、オハラを観た父 灯火は孫が呼べども呼吸があるだけ 令和六年十月十六日 0 もっと見る
- 落ちた血や床に便器に点々と、壊れた体で今日を生きた母 令和六年十月十三日 0 もっと見る
- 孤独死は最後の一日予定表 今日は臥した父の見舞いに 令和六年十月五日 0 もっと見る
- 長生きの家系の代価かひとりづつ認知の森で迷子になるは 令和六年九月三十日 5 もっと見る
- 雑草と変わらぬ花を伯母は抜き「花瓶はないか」と昔の微笑み 令和六年九月二十九日 2 もっと見る
- 失せ物を盗られたと言い祖母壊れる盗られてなるかと家を守りて 令和六年九月二十八日 2 もっと見る
- 週末はマンマに会うとか伊の息子 年に２度会う日本の家族 令和六年九月九日 0 もっと見る
- 大便の鎧で食につきし父「始まりにすぎぬ」と母は言う 令和六年八月三日 1 もっと見る
- 医師が指す老父の脳の写真 初めて見た脳の空く影 令和六年六月二十四日 0 もっと見る
- 「義父母から礼は聞かぬ」と母は言い 古き良き田舎はそんなもの 令和六年六月三日 0 もっと見る
- 老父母と暮らす家とは、おおよそは 私が最後にどーにかする家 令和六年四月二十七日 3 もっと見る
- 夕暮れに嬰児は抱かれ連れださる 花を愛でるは母だけなのに 令和六年四月十五日 1 四月十四日の歌を修正 もっと見る
