此君さんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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- 逢ひびきの手筈整ふ紫陽花の宿に展くるトランプのＱ 令和四年四月三日 1 もっと見る
- 紫陽花の猶ほ香の立たぬ夕まぐれ死人に口なきことの清らよ 令和四年四月三日 0 もっと見る
- 紫陽花はガラス細工と見てゐしにしどろになりぬ茎青にして 令和四年四月三日 1 もっと見る
- ずぶずぶとにごりまされる金色に明滅の見ゆその情と死の 令和四年四月二日 1 もっと見る
- 泥色にあるは黄金に滅びゆく天下に女の衣のほつれよ 令和四年四月二日 2 もっと見る
- 金の汗迸らせて益荒男の首得し少女女となりき 令和四年四月二日 1 もっと見る
- ふてぶてと脾肉に歓の強張のををしと見ゆるダナエの像よ 令和四年四月二日 1 もっと見る
- 久方にのどけく澄める有明のつきせず人を恋ひわたるかな 令和四年四月一日 2 もっと見る
- 松風に聞きまがへつつ霜月を漕ぎてかへらぬあまのをぶねよ 令和四年四月一日 1 もっと見る
- 苦しさは夜にぞまさるわたつ海の海人に寄せくる恋忘れ貝 令和四年四月一日 3 もっと見る
- 思ほへずながれ初めにし涙川堰きとどむべきしがらみもがな 令和四年四月一日 2 もっと見る
- 世の人の忙しき見ても悲しきは来ぬ人を待つ黐の木のかげ 令和四年三月三十一日 1 もっと見る
- 酸桃食うべ腕をたるるたうめいのあはれこの恋苦りもゆくか 令和四年三月三十一日 1 もっと見る
- かはたれに人待ち歌の物狂ひ胡蝶寄り来る涙啜りに 令和四年三月三十一日 1 もっと見る
- 囀りの窓辺にねむる女あり夢の涙のつづく寝覚に 令和四年三月三十一日 3 もっと見る
