四季野 遊さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 十三夜御室桜の影濃くて冬待つ空に夜澄み渡る 平成二十一年十月三十一日 9 ｆａｌｃｏｎ様仁和寺は思い出深い... もっと見る
- ふと触れる艶な色香に隠れるはいとど恐ろし漆なりけり 平成二十一年十月十五日 1 美しい紅葉と摘んできて、それはそ... もっと見る
- 振り仰ぎ季節を黙す樫に添う蔦漆燃ゆ色香なりけり 平成二十一年十月十五日 4 燃えるような紅葉のツタウルシは山... もっと見る
- あきぎりに隔つ憂き世を錦木のあでなもみじ葉彩るぞ良し 平成二十一年十月十五日 5 ニシキギは紅葉美しい落葉樹でござ... もっと見る
- 誰が指に触れんと望む柘榴実の西日に映えて垂れる梢に 平成二十一年十月十二日 5 柘榴酒は不老長寿の薬とか。 もっと見る
- 餓えたれば友をも食うか鈴虫の悲しいほどに澄んだ鈴の音 平成二十一年九月十三日 2 もっと見る
- 鈴虫の鳴くは明日への呼びかけか昨日に変わる今日を惜しむか 平成二十一年九月十三日 2 もっと見る
- 葉陰にはひとつ二つと藤の花平和に揺れて仄かな香り 平成二十一年八月三十一日 1 見上げれば梢に藤の返り咲き君あら... もっと見る
- 清みわたる流れに泡の生まれ出で梅花藻開く光ある午後 平成二十一年八月一日 2 梅花藻は陽が照ると盛んに光合成を... もっと見る
- おもむろに雨の匂いの風吹かば梅花藻ゆれる醒ヶ井想う 平成二十一年七月二十六日 1 清らかな泡を吐きつつ梅花藻よ もっと見る
- 夕されば中庭の池おとずれて睡蓮池に蛙賑やか 平成二十一年七月二十三日 2 経信さまゴメンナサイ。睡蓮池から... もっと見る
- 羊草水蟷螂の祝福で安らに揺れる中庭の池 平成二十一年七月二十三日 4 もっと見る
- 誰が捨てた喉に縞ある亀元気睡蓮咲きて平和なる池 平成二十一年七月二十一日 2 ひつじぐさは平和な花。 もっと見る
- 梅雨の間に水面涼しい睡蓮の薄紅を青嵐ゆく 平成二十一年七月十八日 4 睡蓮のあいだを泳ぐ青がえる もっと見る
- 一昨日を数えて蓮は散りにけり残る上葉を揺らす夕風 平成二十一年七月十五日 1 慎ましく蓮も閉じる夕の暮れ もっと見る
- 夏至過ぎて笹百合揺れる山の端は蝉も日暮し鳴きにけるかな 平成二十一年七月十四日 0 薄桃色の小型の百合 だそうです。 もっと見る
- 明け切らぬ東の裾の黎明を待つとも無しに眺む窓辺に 平成二十一年六月十九日 3 もっと見る
- 立ち葵踊るが如く揺らめきて初夏の緑のリズムを刻む 平成二十一年六月十一日 2 誰誘う踊るが如きタチアオイ もっと見る
- 廻り来て春爛漫の夕暮れに風が運びし何の花びら 平成二十一年四月十一日 1 もっと見る
