さかさまぼこさんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
|
|
- 夜の更けに蛙の細くリリと鳴くいたくさやけく鳴きにけるかも 令和五年六月二十三日 0 もっと見る
- リリと鳴くさやけき蛙の夜の声を総身を耳にして聴きをれり 令和五年六月二十三日 1 もっと見る
- 燃えさかるルドンの花が心平の子蛙を焼く夏至の夜の夢 令和五年六月二十三日 2 もっと見る
- 霜冴ゆる名のみの春の曙にはや迫り上がる夏の三角 令和五年二月十八日 6 もっと見る
- 月蝕の進むにつれて星々の夜の底より浮きて揺らげる 令和四年十二月八日 2 もっと見る
- 冬深み日にけに冴ゆる風の夜もなほ空渡る夏の三角 令和四年十二月八日 2 もっと見る
- 東に冬のオリオン寝て上がり白鳥は西の地平へ急ぐ 令和四年十二月八日 2 もっと見る
- 丈埋む草のあはひに伏す猫の髭にも秋は寄せつつあらむか 令和四年九月二十三日 0 もっと見る
- 草に伏す猫の髭にもひたひたと秋の気配は寄せつつあらむか 令和四年九月二十三日 2 もっと見る
- この春は主亡き宿の梅の花いかなる風ににほはんとする 令和四年三月二十三日 4 もっと見る
- 我が宿の薄墨の梅咲き初めぬ薄鈍色の春のかそけさ 令和三年二月五日 7 もっと見る
- 虫に喰まれ葉の紅葉せる浜松がタブやトベラと交はすさやめき 令和二年十一月十五日 2 もっと見る
- 枯れつつも虫喰み松の紅葉してさやぎ燦めく浜風の秋 令和二年十一月十五日 4 もっと見る
- 紅葉せる虫枯れ松に陽の当たりさやぎ燦めく浜風の秋 令和二年十一月十五日 3 もっと見る
- ちゃうちゃうと否みもならずタラの花 山菜採りは過ぎ行きにけり 令和二年十一月十五日 2 「ちゃうちゃう」は関西弁で「違う... もっと見る
- タラの木は哀しからずや 地に映る葉の影にてもそれと知らるる 令和二年十一月十五日 2 もっと見る
- 草刈りのフランス菊を残しけり 名にし怖ぢずは何に怖ぢけん 令和二年五月十七日 2 もっと見る
- 崖かけて瀧津瀬のごと咲きなだれ紫煙る山藤の波 令和二年五月十七日 4 実は去年、ほぼ同じものをご覧い... もっと見る
- 山桜の森に分け入り山桜の森を出で来ぬ 現し世の光 令和二年五月二日 3 もっと見る
- 梢にて白しと見えし山桜 地に散りしかば血の色のさす 令和二年四月十五日 4 もっと見る
