横井 信さん
のうた一覧
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踏み込んだの春日をまとう草むらにそっと隠れる小さないのち
平成三十一年三月十五日
16
道端の草が活き活きしてきた気がし...
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暁に春を呼び込む鳥の歌 別れを告げて北へと向かう
平成三十一年三月十四日
10
北に向かって飛んでいる鳥を見上げ...
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陽だまりのつぼみに雨の子守唄 優しく春の朝が広がる
平成三十一年三月十三日
15
朝陽が出たと思って出かけたら、雨...
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草むらに土筆はそっと顔を出しうつむく僕を見上げて笑う
平成三十一年三月十二日
14
雨あがりには土筆がすっと伸びてま...
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傷跡にそっと手をあて今日だけは静かに街の眠りを願う
平成三十一年三月十一日
17
自分も、追悼の気持ちを込めて。
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雨に濡れ桜並木を駆けてゆくそっと近づく春の足音
平成三十一年三月十日
11
桜並木の堤防はまだまだ、つぼみが...
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やわらかく雨の香りに包まれて見上げた花に遊ぶヒヨドリ
平成三十一年三月十日
9
昨日は良い天気だったのに、今日は...
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里山の梅は静かに散り始め幼く鳴いた鶯のかげ
平成三十一年三月九日
13
やっとウグイスに出会えました。た...
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ムクドリの刻むリズムに春の陽をそっとさえぎる梅の花びら
平成三十一年三月九日
8
梅の花は散り始めてますね。ムクド...
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鶯の声を求めて歩き出し町を彩る花に尋ねる
平成三十一年三月九日
10
天気が良かったので午前中に散歩に...
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春近く西の空へと逃げてゆくオリオン座へと告げるおやすみ
平成三十一年三月八日
14
帰りが遅くなったのもありますが、...
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今日もまた僕を照らして凍えてる月にも届け春のそよ風
平成三十一年三月七日
17
月の歌の歌会の短歌に頂いた短歌へ...
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たなびいた雲の向こうの春山へ小鳥の歌は目覚めを告げる
平成三十一年三月七日
16
雲が低くて遠くの山がその向こうに...
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予報より早く降り出す雨の夜 まだ鶯の声を聞けない
平成三十一年三月六日
15
皆さんの鶯の短歌を拝見して。今週...
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春風にのせて放った矢がひとつ空の彼方へ静かに昇る
平成三十一年三月六日
9
飛行機を見上げて。
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爽やかに朝の空気を吸い込んで春の陽射しに夢を吐き出す
平成三十一年三月五日
12
朝の空気が冷たすぎず気持ち良いで...
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見上げれば星の広がる雨あがりひと息ついた仕事の帰り
平成三十一年三月四日
19
昨日から降っていた雨が上がって綺...
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春へ行く傘を濡らした雨音にオカメザクラのつぼみは緩む
平成三十一年三月三日
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近所の桜の並木道で花が咲きそうな...
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雨音に部屋のふたりは言葉なく本のページを静かにめくる
平成三十一年三月三日
12
朝から弱い雨が降っていて、読書の...
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人のみる夢を集めて人工のいのちに宿る知性が踊る
平成三十一年三月二日
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人工生命を研究しているニュースを...
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