吉野 鮎さんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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- 怯へつつ卵巣喰めば禁斷の味は妖 とろけをり候 平成二十九年九月十六日 24 亡母の知人は、河豚卵巣を自ら調理... もっと見る
- 嬉しくて嗚呼うれしくて初物の味よき歡びたれにやつげむ 平成二十九年九月十六日 15 もっと見る
- 初物に命三年延ぶ介護光る思ひもかすかづつ擦れ 平成二十九年九月十六日 17 もっと見る
- 光りもの滅法好きなきみのため庖丁研ぎ研ぐきみかへるまで 平成二十九年九月十六日 15 もっと見る
- ベランダに種の出處知れぬまま西瓜膨らみ艷めきてゆく 平成二十九年九月十六日 19 もっと見る
- いざやきみ今宵月待ち漕ぎ出でなことのは海に潮滿ちくれば 平成二十九年九月一日 23 もっと見る
- 祈るとき魂こめ神に言靈の女神の薄衣きみが脣にふれ 平成二十九年九月一日 11 もっと見る
- 溺れ愛づことのは海に言靈の女神はささやく甘露のことのは 平成二十九年九月一日 13 もっと見る
- 廻るたび炎の赫に染まりゆくふたつ蛾まじはり魂の祝祷をきく 平成二十九年九月一日 15 もっと見る
- 哀しみは六條御息所の裡の戀青き果實の透明に搖れ 平成二十九年八月二十九日 18 本歌「祈るとき六条御息所の裡の恋... もっと見る
- 汲めば湧く愁ひの泉水鏡密やかに笑みこころ問ふ汝 平成二十九年八月二十九日 19 もっと見る
- 汝が笑まひ青き苦味を片頬に稻光る瞬間の翳に燃ゆ戀 平成二十九年八月二十九日 10 もっと見る
- 汝が笑みは青き檸檬の苦みもて愁ひの湖の蒼に沈みぬ 平成二十九年八月二十九日 15 もっと見る
- 故郷の山の斜面に鬼百合の咲く盆のころきみと知り初む 平成二十九年八月十四日 18 もっと見る
- 朝未だき窓を入りくるすずかぜの髮やわく撫づ ひぐらしをきく 平成二十九年八月十一日 13 もっと見る
- 涼風の清し未明を微睡める汝の腕の中ひぐらしをきく 平成二十九年八月十一日 17 もっと見る
- ひとときの髮の亂れを汝の指のつたひゆく宵遠雷つづく 平成二十九年八月十一日 16 もっと見る
- 汝が首をかつ切るほどのひたくれなゐもたぬしづもり哀しき捩れ 平成二十九年八月十一日 9 もっと見る
- 向日葵は好きかとふ汝の蒼ふかき瞳が好き 星流る夜 平成二十九年八月七日 17 もっと見る
- 蒼ふかぎ瞳の汝は海となりたゆたふ舟は漣にゆれ 平成二十九年八月七日 10 もっと見る
