吉野 鮎さんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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- きみ心空なる人の僞りに海面漂ふ下弦の月影 平成二十九年十二月二十三日 17 もっと見る
- むしの風ゆらりと玻璃戸すり拔けて吾裡を穿つ凍刃のこせり 平成二十九年十二月二十一日 12 もっと見る
- 三樣の意圖絡み合ふ冬至の陽射しくる路に薄き影曵く 平成二十九年十二月二十一日 19 もっと見る
- 一途なるやけに重たき純情に八百萬絶句の微妙な女神 平成二十九年十二月二十一日 14 もっと見る
- きみが首掻つ切る夢に目覺むとき復讐する吾の氷のキスを 平成二十九年十二月二十一日 7 改作。 かつて、うたのわの歌人... もっと見る
- 通せんぼ遊びの名殘りしぼむ途觀世音菩薩のたなごころに委ぬ 平成二十九年十二月十九日 12 もっと見る
- 吹きつける雪の重みにあかぬ瞳を上昇氣流は甘く惑はす 平成二十九年十二月十九日 11 もっと見る
- 移りゆく日日きみもまたをとことふ敷かれし道の旅人となり 平成二十九年十二月十九日 12 素直なれば、浮かぶ瀬も… もっと見る
- 櫻貝海の底ゐに微睡みて疵のゐたみをあぶくに包む 平成二十九年十二月十九日 14 もっと見る
- 茶の花の白き小さきを咲かす朝霧なだりゆく追憶の夢を 平成二十九年十二月十八日 16 映画「追憶」は、バーブラ ・スト... もっと見る
- 藍藏に蒸る藍の葉釀されて汝裡の駿馬は紺のさかりを 平成二十九年十二月十八日 17 本歌 「きみ抱けば紺の駿馬がゆく... もっと見る
- ときめきを燈しゆく汝青さかりゆらめきつささやく肌のぬくみを 平成二十九年十二月十六日 9 もっと見る
- 汝の髮を指梳り抱かるとき祈る指先拾ふ流星 平成二十九年十二月十六日 13 双子座流星群が流れた夜に… もっと見る
- 隙あらば膨らみてゆくかなしさを抱きしあなたの春色のうた 平成二十九年十二月十六日 20 完璧は息苦しくて… もっと見る
- はにかみて詠む短歌一首すきあらばやわき羽毛に疵包み抱く 平成二十九年十二月十六日 13 もっと見る
- いつしらに薄れゆく影時として胸裡をよぎるざらつく傷み 平成二十九年十二月十四日 12 この年の思いに 3 もっと見る
- 君が影月のめぐりのいく重ね曵き舟夜霧にしまかれてゆく 平成二十九年十二月十二日 17 もっと見る
- 窓ちかき壁に倚る君横顏の寂しき翳り吾裡に點す火 平成二十九年十二月十二日 12 もっと見る
- きみ兄と慕ひし郷に過ぎし日のおもかげ愛しかむばせの翳り 平成二十九年十二月十二日 11 もっと見る
- 壁に倚り沒つ陽のひかり顏に寂しき翳り吾の胸裡ゆる 平成二十九年十二月十二日 9 もっと見る
