山崎ふゆ彦さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 魚鷹に鷲掴みされ飛ぶさかな眼に涙して空を眺むる 平成二十九年十二月二十八日 7 ミサゴ（魚鷹）がボラをとらえて空... もっと見る
- 「すみまる」とふバスにてめぐる墨東の街並み変われど心は荷風に 平成二十九年十二月十八日 3 東京の各区で運営する循環バスの乗... もっと見る
- 今はもう人の絶えたる薔薇園の薔薇ひっそりと眠りにつきたり 平成二十九年十二月十六日 6 薔薇は冬場は休眠し２月ごろから花... もっと見る
- 晩秋の人の少ない薔薇園の花それぞれの哀しさやさしさ 平成二十九年十一月十三日 6 もっと見る
- 嵯峨の寺こけに纏わる水滴はをんな祇王の流す涙か 平成二十九年九月二十六日 7 清盛の寵愛失せた白拍子祇王が隠棲... もっと見る
- 膝やぶれ野天に置かれる金仏は微笑絶やさず炎天に耐へ 平成二十九年八月七日 3 浅草近くの下谷の寺の墓地にぞんざ... もっと見る
- バス来ない、日陰で腰掛け人眺め久方ぶりに待つを楽しむ 平成二十九年七月二十八日 4 4台続けて行き先の違うバスが来て... もっと見る
- 重慶の人と卓球ゆったりと最後は本気の高速ラリー 平成二十九年七月十八日 2 もっと見る
- 絶滅の収容所の夢醒めゐても死はそこにあり頭うごかぬ 平成二十九年七月十一日 4 もっと見る
- 鎌倉のぼんぼり祭り夕されば火灯し廻る巫女の緋と白 平成二十九年七月一日 5 ８月初旬の鶴岡八幡宮で行われるぼ... もっと見る
- 横浜はおしゃれなブルーが良く似合う筒香打ったし試合も勝った 平成二十九年六月二十八日 1 もっと見る
- 病室で横浜の街を見下ろすと不安が跳梁逢魔が時の 平成二十九年六月二十七日 8 もっと見る
- このごろは七十超えても進化する思いもよらぬチキータ・レシーブ 平成二十九年六月二十六日 8 チキータは、バックハンドで返球す... もっと見る
- がん転移疑い晴れても喜べぬ生の執着まえより増してる 平成二十九年六月二十五日 3 もっと見る
- ＣＴの検査待つおり呼ばれた名「タナカキヌヨ」に首を上げ見る 平成二十九年六月二十五日 5 もっと見る
- 入院の受付待ちの人は皆深く椅子かけ前を眺むる 平成二十九年六月二十五日 4 もっと見る
- 人気なき秋田駅前人力車夢と知りつつ一人乗りこむ 平成二十九年六月六日 6 もっと見る
- 羽掻きなど一丁前のしぐさして子がも一羽で今日も生きてる 平成二十九年五月二十六日 4 近くの船溜まりに１０日位前から孤... もっと見る
- 病あり、荷風散人足跡をグーグルマップでたどる寂しさ 平成二十九年五月二日 10 ストリート・ビューでたどるのです... もっと見る
- たのしみは雨の日曜傘さして満開の花見て廻ること 平成二十九年四月十日 8 橘曙覧(たちばなのあけみ）は江戸... もっと見る
