なかしぃ卿さん
のうた一覧
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真白にぞ覆いたりける一面の雪も覆えぬ我が黒歴史
平成二十九年一月十六日
8
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鉛筆の先尖らすも書きてのち丸くなりけり老いの手習ひ
平成二十九年一月十六日
9
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一度目は訳分からずに二度目には分かる気がする雪だるまの目
平成二十九年一月十六日
7
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一册の本手に取りて束の間に想ひ巡らし離れざりしか
平成二十九年一月十六日
5
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ツイッターより文字数は少なけれ和歌に込めらる想いは無限
平成二十九年一月十六日
10
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信号の指し示す赤その中の人の形の何か動けり
平成二十九年一月十五日
8
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国境の無き世の中は危うくてやすらぐところ常ならず春
平成二十九年一月十五日
6
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初雪の泥濘の中ぺんぎんの歩むが如くこけず進まむ
平成二十九年一月十五日
9
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住み慣れた部屋より荷物運び出し思い出だけが置き去りのまま
平成二十九年一月十二日
8
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油引く玉子焼き器に流し込む黄色き声に振り向きぬ朝
平成二十九年一月十二日
3
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味噌醤油貸し借りできるこ近所は絶滅危惧種既に絶えたり
平成二十九年一月十二日
10
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出会ふ人皆々樣に縁があり二度と会へぬもそれもまた縁
平成二十九年一月十二日
10
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残り福笹を返しにえべっさん笑売繁盛また買わされり
平成二十九年一月十一日
5
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水仙と間違えて韮食べるのはセーフなれども逆アウトなり
平成二十九年一月十日
4
水仙と韮は葉っぱが似てるけれど、...
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買ひたれど未だ読まれざる積ん読の本ぞ積もりて山となりぬる
平成二十九年一月十日
7
読みたい本をどんどん買うので読了...
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真白なる鏡開きて赤黒き善哉となり甘く温む
平成二十九年一月十日
3
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剣よりも強きペンよりネット上少なき言葉人殺めけり
平成二十九年一月十日
4
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四角でも丸でもよけれちはやぶる神の依代なる餅を食ふ
平成二十九年一月九日
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せりなずなあと何だっけ適当に草放りこむ七草の粥
平成二十九年一月八日
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我の名はほもさぴえんす自らを賢きと言ふ驕れる種なり
平成二十九年一月八日
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