絮谷新さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 笛の音は赤い鳥居を潜り来て宵を迎えにいく夏祭り 平成二十八年六月二十日 24 もっと見る
- 髪長き骸浮かぶる夜の湖は蛍火灯す贄とするらし 平成二十八年六月十六日 12 もっと見る
- 渡船場の石灯篭に闇添ひて鬼火戯る石蹴り遊び 平成二十八年六月十五日 16 もっと見る
- 夜の奥へ虎よ虎よと叫びつつ詩人は森を駆けてゆくめり 平成二十八年六月九日 8 もっと見る
- 昼花火音は虚ろにとよめきて回転木馬の巡る日常 平成二十八年六月五日 10 もっと見る
- 己の面にダイナマイトを括り付け虚空に飛び込むＪ・Ｐ・ベルモンド 平成二十八年六月五日 8 勝手にしやがれそのまんまです。 もっと見る
- お茶の葉も燃やせばなるほど熱になるペットボトルのカロリー表示 平成二十八年六月一日 5 もっと見る
- 雫にて滲む窓より見おろせば色とりどりの傘は紫陽花 平成二十八年五月三十一日 14 もっと見る
- 窓辺置く水栽培の花は枯れ日差しは玻璃の噐に零る 平成二十八年五月二十九日 13 もっと見る
- 擦り切れたままに陽射しは移ろひてシーラカンスの眠る水槽 平成二十八年五月二十六日 6 もっと見る
- 幸せになりませんかとゆく春の残す便りは好評分譲中 平成二十八年五月二十五日 9 もっと見る
- 砂時計落とす砂粒に街埋もれ砂丘に浮かぶ海市となりぬ 平成二十八年五月二十三日 4 もっと見る
- 紙ふぶき散らすマーチのあとに聴く山高帽の手廻しオルガン 平成二十八年五月二十三日 7 もっと見る
- ひび割れる鏡と空が見える日に渡る喇叭を吹く豆腐売り 平成二十八年五月二十三日 6 もっと見る
- 理髪屋の看板となりて初夏の空に消えゆくトリコロールは 平成二十八年五月二十二日 3 もっと見る
- サイコロを投げ入るように生きてきて出た目を悔むときの虚しさ 平成二十八年五月二十二日 8 昔みたブラックラグーンというアニ... もっと見る
- あんたこれ持っていきなと竹の子を渡す媼の座る陽だまり 平成二十八年五月十四日 12 もっと見る
- 風車回る夢から覚める夢見てはまた夢ばかりの狂日 平成二十八年五月十一日 7 もっと見る
- 占い師計算尺を用いては時の円環閉じて出られず 平成二十八年五月七日 3 もっと見る
- アンチョビとオリーブ付けて頼むのはマルゲリータのＳサイズひとつ 平成二十八年五月五日 6 コーラいらないからその分安くして... もっと見る
