さるさんのうた一覧 (カテゴリー：恋愛 並び替え：新着順)
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- 空蝉のしがみつゐたる大木の残暑に茂る葉影潤ひ 平成二十二年八月八日 9 わが庭の楠にいくつかの空蝉を見る... もっと見る
- 夢にみる君のえくぼのかわゆさに目覚めしわれは枕撫でいる 平成二十二年八月五日 8 ほんとうに久しぶりの朝であった。... もっと見る
- 楚々とした黒髪のひと訪ね来し夢見たるなり朝まだきころ 平成二十二年八月一日 11 午前3時過ぎ、すばらしい夢を見た... もっと見る
- 焼け石に水撒きながら恍惚の人となりたり孫嗤ひけり 平成二十二年七月二十五日 10 夕方になって、ちょっとは気温が下... もっと見る
- ふりむきもせずに立ち去る君なりきさよならとさへ言はずに別れ 平成二十二年七月十八日 7 40年ほど前の懺悔話です。 もっと見る
- 君の手はひんやりとしてわが手つつむ瞳の向こふに愛を見つける 平成二十二年七月十七日 8 生温かい手はきらい。君の手はまる... もっと見る
- わが姿大きな鏡うつしたり床屋の椅子に座りつ思ふ 平成二十二年七月十四日 4 行きつけの床屋へ行ってきました。... もっと見る
- 老ひしひとお礼を言ひてわれを見るバスの座席を譲りしわれを 平成二十二年七月九日 4 今日病院の帰り道、バスの座席を老... もっと見る
- 溶けるごと君の残せるこの香り二日も経つに消ゆることなく 平成二十二年七月二日 3 無言。なにも言わずに、ひとりニヤ... もっと見る
- 水無月を待っていたごと蓮開く想ふ君への恋もひらけり 平成二十二年七月一日 9 今は水連を甕に植えているが。わが... もっと見る
- あらはるる夢かうつつか幻の愛でるをみなの白きうなじよ 平成二十二年六月三十日 12 愛でる女（おみな）って、だれのこ... もっと見る
- ぬばたまの黒き瞳の君が目に引き込まれゆく恋の闇路を 平成二十二年六月二十二日 5 もう数十年前の歌。 もっと見る
- 大相撲野球賭博に泥まみれ夢を壊した罪は大きい 平成二十二年六月二十日 5 国技の名に隠れて腐りきっていた相... もっと見る
- 濡れるなら濡れよとばかり身をさらし熟年の旅ふたり行くなら 平成二十二年六月十八日 12 だれのこと？ もっと見る
- うちに秘めひとには見せじ涙あり雨のごとくに降らざるものを 平成二十二年五月三十日 4 泣いてしまったほうが楽なのかも知... もっと見る
- 君おもふはるか離るる愛し君ゆたかな胸に顔をうずめぬ 平成二十二年五月二十八日 6 歳月の過ぎ行く速さを思い、在りし... もっと見る
- ときめいて君待つわれは落ち着かずテレビの相撲見れど見もせず 平成二十二年五月二十日 6 この年になっても、やはりときめき... もっと見る
- さびしさに耐へて老ひゆくわれひとり幻のひと思ひうかべて 平成二十二年五月十九日 8 雨の日にテレビも消し、ひとり静か... もっと見る
- あの方の歌を通してわがおもひ燃ゆる炎とゆらゆら揺るる 平成二十二年五月十三日 9 老いらくの恋とでもいうのか。 ... もっと見る
- 庚申なにごとも吉けふなりと老春われはティシャツを着る 平成二十二年五月十日 10 初夏、思い切ってティシャツを着て... もっと見る
