美津村さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 監視カメラを睨み返して入りゆく悪者でないぞと背筋伸ばして 平成二十六年四月八日 7 もっと見る
- 声しぼり鳴きつつ群れを追ふ一羽さみしき鳥は我かと思ふ 平成二十六年四月七日 28 もっと見る
- 軒ごとに祭りの提灯点す街子供神輿が声あげてゆく 平成二十六年四月六日 7 もっと見る
- 雨に濡れ散りて眼鏡に張り付きし桜のひと片 わが視野閉ざす 平成二十六年四月六日 13 もっと見る
- 蓑虫に枝を残して剪定すわが生れたる記念の庭柿 平成二十六年四月六日 6 もっと見る
- 乾ききる庭土を打つ俄雨会はむと心を決めて電話す 平成二十六年四月五日 4 もっと見る
- 云ひよどみ云ひよどみつつ云つてみる云つても無駄と思ひつつ云ふ 平成二十六年四月五日 7 もっと見る
- そんなはずは無いとおもって聞き返す君は語らず ただ笑うのみ 平成二十六年四月五日 4 もっと見る
- 直ぐ其処に君のゐるよな錯覚をもちながら行く君の墓前へ 平成二十六年四月四日 15 もっと見る
- スカートの奥までうつりそうな床新築ホテルの大理石の床 平成二十六年四月三日 11 もっと見る
- 側溝の蓋をカタカタ踏み鳴らし来るは何者 真夜中の二時 平成二十六年四月三日 8 もっと見る
- 冬用を夏のタイヤにつけ換へて遠く遊ばむ海の町まで 平成二十六年四月二日 4 もっと見る
- ここの敷地に入ってくるなと縄張りて遊ぶ幼らを追ふ老婆あり 平成二十六年四月一日 6 もっと見る
- 電線のカラスが窓越しに覗き見て起きろ起きろと朝々に鳴く 平成二十六年三月三十日 4 もっと見る
- 心配も不安もあるが會ひにゆく會へば心は通じるならむ 平成二十六年三月三十日 8 もっと見る
- 山猿を防ぐとめぐらす柵のなか畑打つ人らは囚人のごとし 平成二十六年三月二十九日 10 もっと見る
- 歯石をとりつるつるしてゐる歯裏よし食後は直ちに歯を磨きに立つ 平成二十六年三月二十九日 8 もっと見る
- 菜の花の咲き盛る野をパトカーが救急車が来る何台も来る 平成二十六年三月二十八日 7 もっと見る
- センターラインをわづか右へ畫きかへる作業のためのこの大澁滯 平成二十六年三月二十八日 3 もっと見る
- 土の上に顎を落して眠る犬鎖に繋がれ終る生かなし 平成二十六年三月二十七日 10 もっと見る
