美津村さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- 屋根裏の雀の雛ら巣立ちゆきひそかな家に心やしなふ 平成二十六年五月十一日 15 もっと見る
- 馬鹿げてる馬鹿げてゐると思へども言ひ返しゑず従ひてゐる 平成二十六年五月十日 9 もっと見る
- 階段を二段飛ばしに駆け上がる早く告げたしこのよろこびを 平成二十六年五月八日 18 もっと見る
- 凧あげる二人の童は土手のうへ光のなかを踊るがごとし 平成二十六年五月八日 16 もっと見る
- 窓に来て騒ぐ雀に起されぬ今朝も無事に目覚めし喜び 平成二十六年五月七日 12 もっと見る
- わが姿を追ひて角度を変へてゐる監視カメラを横目に見て行く 平成二十六年五月六日 10 もっと見る
- ほどほどにしてをけといふ声ありき ほどほどにしてをけばよかった 平成二十六年五月六日 14 もっと見る
- 見比べて余所と見比べ見比べて心落ち込む不運を嘆く 平成二十六年五月六日 14 もっと見る
- 酒飲めば酔い潰れるまで飲みたりき若き日恥ずかし若き日を悔ゆ 平成二十六年五月五日 11 もっと見る
- めん鳥とをん鳥のこゑ聞き分けて今朝も目醒めぬわが健やかに 平成二十六年五月二日 14 もっと見る
- 生きてる間なんとか使へる歯でよしと保険適用の安き歯つくる 平成二十六年五月二日 11 もっと見る
- こらへ堪へてにこにこにこにこゐたるゆゑ我よき人と思はれたるらし 平成二十六年五月一日 8 もっと見る
- 背を丸め出窓に眠る白猫も夕焼け浴びてあたたかく見ゆ 平成二十六年五月一日 12 もっと見る
- 掃除機に吸っても吸っても取りきれず猫の抜け毛と貧乏神と 平成二十六年五月一日 9 もっと見る
- 札束をポケットに詰めて歩きたし何を買ふといふにあらねど 平成二十六年四月二十八日 9 もっと見る
- バス停に雨傘差して立つ少女バス来てバス去りまだ立ってゐる 平成二十六年四月二十八日 13 もっと見る
- 遊郭は知らねど或る朝あの街の美しきお姐さん 少年の記憶 平成二十六年四月二十八日 8 もっと見る
- ぺらぺらとただぺらぺらとぺらぺらと続く話に座は白けたり 平成二十六年四月二十八日 8 もっと見る
- 追ひかけて追ひかけ追ひかけ追ひかけて虹は掴めず虹遥かなり 平成二十六年四月二十七日 9 もっと見る
- なにごとか有りしや無しや老人ら数多集まり川面見てゐる 平成二十六年四月二十六日 13 もっと見る
