美津村さんのうた一覧 (カテゴリー：仕事 並び替え：新着順)
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- 咳き込み咳き込み配達していて痰切飴という飴もらう畑の媼に 平成二十七年五月二十六日 6 もっと見る
- 「あったかですね」言葉をかけて手渡しす日向の縁にまどろむ媼に 平成二十七年五月六日 4 もっと見る
- 信号に差しかかるころ青になる走り方ありこの下り坂 平成二十七年五月六日 5 もっと見る
- ヘルメットを脱いで頭を風に干す髪少なくて春の日ぬくし 平成二十七年四月十七日 5 もっと見る
- 雨合羽とゴム長靴を買ひ替へて今年の雨季も配逹つづけむ 平成二十七年四月十四日 12 もっと見る
- 配達の折返し点日々見遣るその先の街は夢ある如し 平成二十七年三月二十四日 5 もっと見る
- 霧の中に浮いてるやうな橋渡り新聞配るは天飛ぶごとし 平成二十七年三月十八日 8 もっと見る
- のぼりながら配りゆかむか丘の街気分を変へて今朝逆回り 平成二十七年三月十八日 3 もっと見る
- 逃げ出しし豚を捜すと人々の騒ぐを後にし夕刊配る 平成二十七年三月十八日 5 もっと見る
- 饂飩打つ音の聞える君の店新聞置くとき饂飩の匂ふ 平成二十七年三月十八日 5 もっと見る
- 寒といふのに暖かすぎる日差あり鳶なく村を夕刊配る 平成二十七年三月十四日 6 もっと見る
- 配達の終りに近しと気を緩め最後の一軒入れ忘れたり 平成二十七年三月十四日 3 もっと見る
- 本堂に朝事の火影うごく寺頭を垂れて新聞届ける 平成二十七年三月十四日 4 もっと見る
- 年上の一人が辞めゆきこの日頃にはかに老けたる思ひに働く 平成二十七年三月十四日 5 もっと見る
- 右へ左へ道を横切り配達す ときには歩道をバイク走らせて 平成二十七年三月四日 6 もっと見る
- 右回りに配るか左かあの村をひと回りすれば配達終る 平成二十七年三月四日 5 もっと見る
- 牛乳配る君と朝々出会ふ角今朝は吾より声かけ曲る 平成二十七年三月四日 5 もっと見る
- 女らが井戸端会議のその角を愛想笑ひして夕刊配る 平成二十七年三月四日 5 もっと見る
- 一段飛ばしに階段駆けて上がりたり配達最後のアパート三階 平成二十七年三月四日 9 もっと見る
- この角を曲れば川まで下る坂涼しき風の吹きあがり来る 平成二十七年三月一日 6 もっと見る
