詠み人知らずさん
のうた一覧
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短歌って心に余裕ない時は詠めないものと知りたる今夜
平成二十六年八月二十九日
13
何も頭に浮かばん!!
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この吾を守れる者はおらねども誰かの守りとなれるや知れぬ
平成二十六年八月二十八日
10
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はちみつとバターでラスク焼いている小指で甘さ確かめながら
平成二十六年八月二十七日
13
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短編の恋愛小説読んでいる薔薇の香りの満ちたる椅子で
平成二十六年八月二十七日
10
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キラキラと耀く夢があった頃私の頬は薔薇色だった
平成二十六年八月二十六日
11
・・・遠い昔。
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街並みをふちどる色は葡萄色今宵はひとりワインを飲みぬ
平成二十六年八月二十二日
7
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今までに神も仏も在る物かなんて幾度思っただろう
平成二十六年八月二十一日
7
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泣く事も無くなりゆけばこの命枯れてゆくのか忘却となり
平成二十六年八月二十日
14
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スプレーで殴り書きした壁面に誰かの慟哭息づいている
平成二十六年八月十九日
14
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地雷踏むような決断迫られて泣き出せもせず逃げ出せもせず
平成二十六年八月十九日
14
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壊れたと思ったラジオ喋り出す無限の明日見つけたように
平成二十六年八月十八日
16
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色褪せた自分が映る写真には淡い想いもぬくもりも無い
平成二十六年八月十五日
17
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いつもより素足に下駄をはく宵は君を追いかけ小走りになる
平成二十六年八月十五日
15
夏祭り・・・。
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娘らは今がいちばんイケてるとミルクコーヒー色の肌晒す
平成二十六年八月十四日
18
眩しい!!
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寂しくて泣きたい夜もあるけれど独立独歩は苦くて甘い
平成二十六年八月十四日
19
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自販機が古びたビルにかたむいて人影のない街を見つめる
平成二十六年八月十二日
21
人影の途絶えたシャッター街にポツ...
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汗をかき涙を流しくり返す明日という日を生きて行くのね
平成二十六年八月十一日
16
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辛いのは好まぬ人と会うことや逢いたいけれど逢えないことや
平成二十六年八月十日
13
世の中、上手く行かないものです・...
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廃屋がビルに変わりてふるさとの景色うつろい思い出薄れ
平成二十六年八月十日
9
マンション、ビルが建ち、道路が整...
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毎日が楽しかったなあの頃は吾にもそんな青春がある
平成二十六年八月八日
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