只野ハルさん
のうた一覧
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これまでも わからないもの これからも きみはいつでも するりとかわす
平成二十一年二月九日
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去って行く 君見送らず 車出す 窓は全開 残り香を消す
平成二十一年二月九日
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図書館で 借りた本読む その夜は 文学少女に 戻るという君
平成二十一年二月九日
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泣いてない 濡れてみたいと 思ったの 先に言われて 開けない傘
平成二十一年二月八日
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この雨に 傘もささずに 溶けそうな 君を引き寄せ コオトに包む
平成二十一年二月八日
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待つ事は 楽しいんだよ 少しだけ 始まらないと わかる時まで
平成二十一年二月八日
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下駄箱に レター忍ばす 気持ちする 君に我が歌 贈るその時
平成二十一年二月七日
1
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信じると 嘘をつきます 本当に 信じていること 知られたくない
平成二十一年二月七日
1
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さよならを ポケットに入れ キスをする 二人残して ラストトレイン
平成二十一年二月七日
1
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眠らない 齧り続ける チョコレート 別れのキスを 忘れたいから
平成二十一年二月六日
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落ち着かず 座す事できず 部屋の中 もういない君 帰り待つふり
平成二十一年二月六日
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君想い 夜毎綴りし 恋の歌 小夜啼鳥に 託し届けと
平成二十一年二月五日
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一瞬の接吻交わすエレベータ カメラ 知らないふりしていてね
平成二十一年二月五日
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指切りに 込めた思いの そのままに 君待つ日々を ひとり重ねて
平成二十一年二月五日
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忍び逢ひ交わす情けの夢一夜 明けて消へ去く淡雪のごと
平成二十一年二月四日
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己が手の届かぬ峰に咲く花の雪より白き姿ぞ想ふ
平成二十一年二月四日
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妹が床出でて戻りぬ踏み跡を覆い隠せり雪の降り積む
平成二十一年二月四日
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万葉に似せて読みたる歌なれば ...
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冬空に渡し掛けたる白真弓妹問ふ吾の往路照らさむ
平成二十一年二月四日
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万葉に似せて読みたる歌なれば ...
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モジモジは 文字にはできて 口に出し言えない言葉 好きの ためらい
平成二十一年二月二日
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喪失の 意味を説く君 そうだよね 届かない歌 綴る事だね
平成二十一年二月二日
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